イスラエルトルコ旅行記 最終日
そういえばテレビ見るの忘れてた、と思って朝起きてつけたら地震のニュース一色
海外の地震のニュースって、感動的に、映画っぽいというか、プロモーションVのような撮り方をするんですよね
ドローンを使って、エモーショナルな曲をつけて
そういう撮られ方伝え方ってどう思うんだろう、と考えたり
さ、今日は最終日!深夜フライトで帰国しますので、まだまる一日遊べます!
色んな人から、イスタンブールのクルーズを勧められていたので、それを目指します。
初日のお土産屋さんでも、港の方行けば数百円でボスポラス海峡を楽しめるクルーズが出ているよと教えてもらっていて、
ふんわりした状態でとりあえず海の方へ向かう・・・
カモメが飛んでいて海ギリギリに素敵な建物が立ってて、
港町って感じ。海とそびえるモスク。素晴らしい景色だ~~~。
乗り場はどれだろうと探していると、
「ボスポラ~ス、ボスポラ~ス」
と船の前でマイクで呼び込みをしているおじさんが。
看板も立っていて、事前に調べた額と同じくらいだったのでお金を払って乗り込む。
「もう間もなく出るよ!」とのこと。
せっかくなので屋上のような外の席で待つ。
風が気持ちいいね~。今11時すぎだから、終わったらお昼は名物のサバサンド食べるか~。などと相談しながらのんきに待ちます。
待ちます。
1時間経過
え???・・・遅い!!!!
ちらほら人も乗ってきてるんだけど、全く出発せず!
おじさんに確認しに行く
「何時に出るの?」
「もうすぐだよ」
「もうすぐっていつ!?」
「もうすぐでるから」
「いやもういいからお金返して」
「もう出るからさ、本当にすぐだから」
「遅すぎる!!!!」
遅いと抗議するものの怖いので返金は強く交渉できない弱じゃぱにーず…
多分なんですが、こういうクルーズの船ってたくさん出ていて、
私たちはのんきに公式じゃないのに乗り込んでしまったようで・・・。
人がたくさん集まらないと出港せずにひたすら待たせるみたい。
待たされすぎて他の観光客もちらほら出て行く!
待ってくれ〜君たちがいないとまた出航が遅れるかもしれん〜!
そして本格的にお腹がすいてきました。
イスタンブールは焼き栗や焼きとうもろこしの屋台が街のいたるところに出ていて
船のすぐそばでも売られていたので、一旦降りて買いに行ってみた。
うん、甘くなくてパサっとしている、
作り置きで冷えている。
つまり、おいしくないです笑
船も出ないしトウモロコシもこれでいよいよ機嫌が悪くなってきたその時、
ようやく船が動き出した!!
1時間半たってたぞ!!!
ボスポラース・ボスポラースって言って客引きするクルーズ船には絶対乗っちゃだめ!!
公式のがあるらしいのでちゃんと調べてね!!
まぁ動き出しましたのでとりあえず風景を楽しもう!!
♪ててーててーてー♪ててててーてー(なみのりのテーマ)
1時間半ほどで帰港。
もうとんでもなく嫌な気持ちで出港したけど、クルーズ自体はとてもよかったです。
海から見るイスタンブールの街も美しい!
乗る船さえ間違えなければクルーズはとてもオススメです!!
もう14時をまわりました~。
お腹がすいたので、イスタンブール名物サバサンドを買いに。
事前にオンライン英会話でトルコ人の先生にトルコのオススメを聞いていたんですが、サバサンドについては
「まぁ~、そんなおいしいってほどのもんじゃないけど、有名だし食べてみてもいいかもね~」
き、期待できずぅ~!
いいのよ、潰しの取材ってやつよ。いってみよ。
海沿いにお店が並んでいます。
海を背景にフィッシャーマンみたいなおじさんたちが威勢よく渡してくれるサバサンド。
雰囲気はかなり良いぞ。
パンと、レタスと、たまねぎと、サバの塩焼きを、一緒に食べた味です!
もうそれ想像していただければ食べたのとほぼ同じだと思われます・・・
びっくりするくらい見たままの味・・・!
それぞれの具材の味は良いと思うんです・・・。
パンはかなり美味しくて、食べすすむと結構おいしい、っていう気持ちになる。
総じて、食べなくても問題ないかなと思うんですが、話のネタに食べてみてもいいかなという感想です。(英語の先生が言った通りだわ…)
私、最終日まできて、トルコ飯に「おいしい!!」って言ってない・・・・。
私、大学で栄養学専攻するほど食べるのが好きで、食のストライクゾーンは広いはずなんだけど・・・
世界三大料理よ、まだ間に合う私を満足させてくれ!
というわけで、このまま昼ご飯の続きを探し、クチコミでよさそうだっ家庭料理的なお店に入ります。
大きな容器に作り置きしてあって、指さしてお店の人に言うとお皿に盛ってくれるスタイル。
いくらだったか忘れたけど、量のわりにかなりお安くてうれしかった覚え。
いただきましたがしかし!!
今までの中では一番よかったんだけど・・・、
おいしくなくはないんですけど、全体的に塩気が足りない感じで味があまりない・・・?
この見た目なのに・・・。
あえて薄味にして、塩は自分でかけて好みの味で食べてほしいのかな?
にしてもあまり味がない感じがしました。
結局、満足なトルコ飯にはありつけず…
絶対また来ておいしいご飯を探すぞ。おすすめのお店がある人はぜひ教えてください。
次はほぼ最後になる目的地、ドルマバフチェ宮殿に向かいます!
15時半過ぎなので急がないと。
今まで歩きでなんとかしていましたが、やや遠いので電車に乗ります。
よみがえる、エルサレムの悪夢・・・・
まず調べたところ、イスラエルのようにカードを買わないといけないらしい。で、私の目の前にある券売機には、「チャージする」というボタンしかない。
そもそもチャージするためのカードがないのに・・・。
このとき、地震の影響なのかリラは日本で円に戻せなかったので、なるべく全部使い切りたくて、このときもう電車賃ギリギリの現金しかもっていない。
まぁ時間もないし、とりあえずお金を入れてみる。
・・・
うんともすんとも言わない上に、目的のチケットは買えないし、
なんと取り消しボタンがない!!!!!!
10リラすいこまれたよ~~~~~!!!
この券売機に返金機能はないらしく、レシートのような紙が出てきて、これをどこかの事務所に持っていって返金してもらわないといけないとのこと。
そんなところを探して返金している時間はない!
でも購入に現金しか使えないのに足りないかも!!
やばい~!
ていうかそんな状態で知らない機械に適当にお金を入れるな私~~~~!!!
隣の券売機を見ると、こちらではなんとか目的のカードが買えそう!
夫の財布からもかき集めたらギリッギリお金も足りる!
ネットで調べた金額よりもインフレでだいぶ値段が上がっていたみたい・・・。
勉強になりました・・・。
カードが買えれば電車に乗るのはスムーズ。
目的の駅からは歩いて5分くらいだったかな。
ドルマバフチェ宮殿へ~。
受付でパスポートを預けると、無料で日本語の音声ガイドを借りることができます。
キレイな庭園の奥に宮殿があって、中は撮影禁止です。
閉館ギリギリに入ったので、常に後ろから係員の人に急かされて見ることに。
ふむふむ、すごいお屋敷ですね。
素敵な装飾に、豪華な広いお部屋で、なるほどこういったことに使われていたのですね…。
しかしなぜ地元民があんなに推してきたのだろうか。
などと思っていたのですが、
最後の大広間がすばらしくて!
私があの時代に生きていてあそこに連れて行かれたら、腰ぬかして降伏すると思う。
2023年でもギリ耐えたくらい。
とんでもない天井の高さ、その高いところに緻密に描かれ彫刻された装飾、
オスマン帝国すごすぎぃぃぃぃ!となりますので、完全にお勧めしたい場所です。
文字だけで何も伝わらないのがもどかしい~、とはいえ、写真があっても逆にチープになるかもしれないですね。ぜひいってみてください。
あー素晴らしかった!最後に買い残しがないようにお土産を買って、帰路につきます。
地震の支援に感謝する映像が流されていました
アクシデントだらけでしたがイスラエルもトルコも素晴らしい体験でした。
これにてトルコ編も終了です!おつきあいありがとうございました。
もっと世界を見にいきたいなー!