私たちは、自分の人生のたった一人の経営者
経営者の本を読み始めたのは、社会人になってからだった。
それまで、そういう“意識高い系”の本にアレルギーがあって、避けていたジャンルだった。
成功体験がある人が、“こうすれば成功する!”って、そりゃそうじゃない。
自分の成功・栄光をひけらかしているように思えて、苦手だった。
ただ、こういう成功している経営者の方の言葉はとても真理に近いような、芯に迫る言葉の力を感じる。
というか、自分は経営者になんてならない、なんて思っていたけれど、
人生という大海原の中では、たった一人、自分だけがその人生の舵を切る経営者だ。
そんなふうに感じてからは、私は尊敬できる経営者の本も読むようになった。
特に、稲盛和夫さんの本は、人生のうちで何回でも読み返したいような言葉に溢れている。
彼の哲学の中に、利他の精神というものがある。
何かを成すとき、自分だけが良ければ良い、という考えではなく思いやりの心、
他人を気遣う美しい心を持ってこそ、長いスパンで見ると成果を上げることができる。
この利他の精神に出会ってから、自分の生き方・考え方に新しい視点を持つことができるようになったと思う。
私が今歩いている人生は、私が心に思い描いたもの。
そうだとすれば、今の私の人生はどうだろう。
いやいや、まだまだこんなもんじゃない!!!
最近言い訳ばかりで怠けていた自分に喝!を入れてくれた稲盛大先生に感謝をして、日々精進していこうと思い直せました。
日々、忙しさに溺れてしまう中で、ちゃんと喝を入れてくれる、力強い言葉で背中を押してくれる、そんな稲盛和夫先生の言葉に皆さんも出会ってください。
Written By あかり
アラサー女