哲学が現代社会に必要なワケ。こんな時代だからこそ、より深く考えよう。【毎日読書日記#078】

みなさま本日もおはようございます🌅
食欲が止まらないあおきです。

睡眠欲が満たされたとたんこれ。
人間って怖いですね。。

日記

土日はあっという間に
過ぎ去るものですね。。。

特に自分のために
時間を使っていると
気がついたら
1時間2時間と時間が過ぎて行き、、、

あっという間に日が経ってしまいます。
やりたいことが多すぎるのも
良くないですね。

自分のやるべきことを
絞っていくのをもう一つ
大事なことなんだなと
改めて実感しています。

私はもともと哲学に
非常に高い関心があり
大学でも哲学の授業を
いくつか受講していました。

よく高校生では
倫理は嫌いな教科として
挙げられますが

これが嫌いな教科として
挙げられること自体が
日本の国語力や思考力の低下に
つながっているのだと思います。

もちろん面白い授業を
してくれる先生がいれば別なのですが
そもそもこの分野が
面白くないので
致し方ないと思いますが。。。

そんなことはさておき
哲学の魅力としては
物事を様々な視点から考えたり
あらゆる可能性を検討したりと
想像力を働かせることに
あると私は思います。

難しい言葉ばかり並べても
しょうがないので簡単に言うと

一つの物事に対して
特定のこれといった見方に縛られずに
捉え方は人それぞれあるんだ
ということを知った上で日常生活を
送れるかか否かでその人の発言への
重みが全く変わってくる
のではないでしょうか。

今日はそんな哲学について
ある一つのテーマを
様々な方向から切り出した一冊を
ご紹介させていただきます。

そのテーマとは「正義」です。
本書は10年ほど前に話題となった
大人気哲学講師の授業を
まとめた内容となっています。

読みごたえがあり
1日で読むのは到底難しいですが

様々な事例を基に哲学を
解説してくれているので
興味のある方は
是非一度手にとってみてください。

今日も一日頑張っていきましょう🔥

本日の一冊📚

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「正義とは一体何か・・？」ㅤ
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経済危機から大災害まで
つねに「正義」がその論点の根底にあります。
今こそ、改めて考えてみてはいかがでしょうか・・・？
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本の概要

📖書籍名
これからの「正義」の話をしよう
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✒著者
マイケル・サンデル
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🏢出版社名
早川書房
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🔗リンク

これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

💁こんな方におススメ

・哲学思想に興味のある方
・正義について考えてみたい方
・何が正しいのかわからなくなった方
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👀この本の見どころ

・哲学の基本的概念とは？
・よりよい社会の姿とは？
・どのようにこれから生きていくべきか？
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📝この本からの学び

正義とは一体何か？

福祉の最大化
自由の尊重
美徳の促進

この3つを中心に論争を展開し
正義について考えるには
最善の生き方について考えなければならない。

本質を把握するためには
先入観や決まりきった日常を
超越しなければならない。

正義を定義づけること
それすなわち
道徳と政治を巡る考察の旅である。
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と、難解な文章を書いてみましたが。
簡単にまとめると

①正義という言葉は相対的で、
　人それぞれ定義が違うため
　何が正義化は絶対的なものではない

②正義には欠陥だらけで、
　そして下記福祉の最大化、自由の尊重は
　特に欠点があるため、美徳を推進すべき

③正義について議論をするべき
　これからの正義について話し合うべき。

といった内容になっています。
実際に本書の例をそれぞれ参照して
どの事象がどの考えに抵触するのか？
といったところを考えてみてください。

〈福祉の最大化〉
単純明快で分かりやすいが
数がすべてになるので
少数派の意見はないがしろにされてしまう。
価値基準は人それぞれであるため、
実は判定するのが難しい

〈自由の尊重〉
一人一人で見ると
一見意見が尊重されているように見えるが
この論に立つと税金などの仕組みは
自由を阻害するものとなり
排除されてしまう

〈美徳の推進〉
宗教や国家の目標など
共通の目標のもと、
人々が行動するのが望ましい。
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💭個人的な感想

正直いつもの
「学び3選」
として取り上げられるほど
容易な内容ではなく

実際にハーバード大学の講義で
説明されるような内容を
一冊に凝縮しているので

私が紹介している本の中でも
レベルは非常に高く
何回か読まないと
内容は理解できません。

逆に言えば大学で哲学の授業を
受けていたいたからこそわかりますが

まさに「哲学とは何か」
という問いに対してもってこいで
この1冊で学ぶことができ

かつ具体的な例や
それに対する様々な方向からの
意見などが載せられていて

非常に分かりやすく
かつ参考になる内容となっていました。

もっと読んでみたいな
と思いながらも
読破するのに1ヶ月以上
かかってしまいました。

そして、読み終わった今でも
内容を理解したとは思えていません。

これはどちらかというと
教科書的一冊なのかもしれません。

ただ、それだけ深い内容も書かれており
非常に参考になるのでお勧めです。
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ぜひ一度本書を手に取ってみてください！！！
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