駆け付け毒三杯

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ちょっと前に書いたコント台本 「来れたら来る」

スペースでもちらっと話したことがあると思うけど、普段は文字を書く系の仕事をしている。 細かく言うと身バレが怖いので、大雑把に一時創作的な文章を書いているとだけ。 そのご縁で先日とあるオムニパス形式の公演にてコント台本を書いてくれないかと言う依頼が来た。普段書く文章は真剣なものが多かったので少しだけ怖かったが、せっかくの機会と言うことで受けて見ることにした。 これ案の定難しく、かなり苦戦した 僕が好きなコントが東京03、さらば青春の光、空気階段と言った人(にん)や演技力が出るよ

    • とあるお蔵入りコーナーの企画書

      • ある会話「瞼(まぶた)と 陰」

        目を瞑ってても明るいのって分かるじゃないですか? 確かに視界は暗いんだけど、その奥はうっすら明るいみたいな。 例えると…、なんだろう? あ、髪の毛を触られてる時、実際に触られている感覚は無いんだけど、何となく「触られていること」は分かるみたいな? 多分そんな感じだと思うんです。 最初は影絵で例えようと思ったんですけど、瞼の外からシルエットが見えるわけじゃないのでやめました笑 明るいところで目を瞑ってる時に外の陰影が見えたりしたら、目を瞑る意味って無いですし笑 ああ、でもだか

        • とあるゲームブックのとあるルート

          1 君はとある館に招待された。 館に行く→56へ 怖いので行かないでおく→11へ 「館に行く」を選択 56 館についた。入り口には大きな扉がある! ドアベル(ドアについた人を呼ぶためのベルだよ!)を鳴らす→18へ 何も知らせずにこっそり入る→121へ 館のまわりを見てみる→10へ 「ドアベルを鳴らす」を選択 18 不気味なかっこうをした男が出てきて「中へどうぞ」と言われた… 男に「お前は誰だ」と聞く→82へ 黙って男について行く→17へ 「黙って男について行く」を選

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        ちょっと前に書いたコント台本 「来れたら来る」

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          とある成人男性がSNSへ投稿した画像

          この画像はあるSNSにてとある成人男性が「#いいねした人の名前を書く」と言うハッシュタグを使用した後に投稿したものです。 記載のあるアカウントの存在は確認されていません。

          とある成人男性がSNSへ投稿した画像

          生き終わるまで死に始めないようにしましょ。

          生き終わるまで死に始めないようにしましょ。

          考え事

          例えば、「空を飛べたなら」みたいなことを全然考えなくなった。 恐らく成長と言っていいのだろうが、確実に何か退化を伴った成長だ。 乳歯の生え変わりしかり、人間はいらなくなったものを捨ててよりアップグレードしたものに入れ替えながらそ体を大きくしていくらしい。 実際捨てて大きくなっているのだから、捨てたものより得たものの方が大きいのだろう。 そこになんのセンチメンタリズムも生じないし、変にポエティックな言語化もしようとは思わない。だって当たり前だししょうがないことだから。ここで何

          うわーってなって書いた。いいじゃん別に。

          「生きているだけで偉い」とか、そういうことは言わない。 「偉くなくても生きていい」とは言うけど。 「そこにある」こと自体に価値なんて付いていいわけあるか。 "自己否定"を否定する自己肯定なんて絶対にしてはいけない。 自分を嫌って、見下して、惨めに思って、情けないと同情して、それでもそことは別に自分のことを好きであればいい。 「好き」と「嫌い」は入れ物が違うのだ。 好きなまま嫌いになれるし、嫌いなまま好きになれる。 そこに矛盾は無いし、無理もない。 例えば「努力をする自分」を

          うわーってなって書いた。いいじゃん別に。

          とある成人男性のとある日のSNSチャットログ

          とある成人男性のとある日のSNSチャットログ

          目次蒐集家■■ ■氏の遺したメモより抜粋。

          目次蒐集家■■ ■氏の遺したメモより抜粋。 —————————————————————————————  倫理は思考に優先する      著:白川 京太郎          目次 プロローグ   本書の執筆にあたって    …2 第一章     父母            …12 第二章     拘束            …63 第三章     朦朧            …90 第四章     せん妄           …143 第五章     吐

          目次蒐集家■■ ■氏の遺したメモより抜粋。

          ウシガエル シミュラクラ

          一時期「○○現象」や「〇〇効果」のような「あるあるに名前がついているもの」について調べるのにはまっていました。 「青木まりこ現象」や「カクテルパーティー効果」みたいなやつです。 今回はその中で「シミュラクラ現象」という言葉を知ったときに思い出した話です。 シミュラクラ現象とは、端的に言うと「三つの穴があると顔に見えてしまう」と言うものです。 何かを人に取り違えてしまう。 僕はこの現象と似たものに、覚えがありました。 いや、「もの」というより音なんですけれど。 これは僕が中学

          ウシガエル シミュラクラ

          報告書:『■■■(「亡くす」「消去する」に似た意味)したことばたち』

          担当:■■ ■■■ ■■■■する「ありがとう」、「ごめんね」に似た意味。 近畿地方北部にて1980年3月25日まで使用の痕跡あり。 主に骨壺を墓に入れるときに使われる。 転じて、残したご飯を肥料として畑に撒くときにも使われていた。 また、■■し■する際にも使われたという記述が一部資料に残っている。 ■■と■■と■■の■■■「不可食部」、「嫌われ者」に似た意味。 中国地方南部にて750年前期まで使用の痕跡あり。 属する集団にふさわしくない人間を指すときに使われる。 後期には

          報告書:『■■■(「亡くす」「消去する」に似た意味)したことばたち』

          ごめんなさい笑。

          本当にごめんなさい。私、嘘を吐いちゃいました。 実はあの詩と句、私が考えたものじゃないんです。 かといって、どこかに載っていた物を真似したとか、そういったことでもありません。 聞こえてくるんです。 毎夜、夢と夢の間の意識が半分覚醒するあの時間帯に。 恐ろしい声とか、逆に美しい声とか、そういうではなく、いたって普通のなんの特徴もない女の子の声です。強いて言うなら少し上ずっているのが特徴と言えるかもしれません。 そんな声が、部屋の端、ちょうど本棚の大きめの本を入れるところから聞

          ごめんなさい笑。

          くとしとく

          ごめんなさい。 前回投稿した「しとく」の文章内で、詩と句の順番にに誤りがありました。 正しくは下記の通りです。 咳に絡む痰の音を「当たり」だと笑う赤ん坊 寝そべり浅い呼吸を繰り返す女の子が「まねっこ」と呟く 「無い怪談」で消した蝋燭 死んだ男が由来の名前 「動物さん」に感謝しすぎて嘔吐した女の子 幸せに見える叙述トリック 悪口が言語化するまでの時間 レッテル 皮膚 シール 化けの皮 あの子の叫びを皮切りに響いた笑い声 飲み込んだ銀歯はまだ体内を廻っている

          しとく

          いくつかの詩と句を書きました 棺桶に風邪薬を入れる男の子と それを「かわいい」と思う親とのレイヤー 咳に絡む痰の音を「当たり」だと笑う赤ん坊 「全く同じ歩幅」と言うだけで呪われた、妥協で死ぬ男 幸せに見える叙述トリック 悪口が言語化するまでの時間 腐らなかったつけ爪 死んだ男が由来の名前 カサブタを剥げる嬉しさ ガタンゴトンと破裂音がかき消した告白 あの子の叫びを皮切りに響いた笑い声 「無い怪談」で消した蝋燭 帰りの燃料を持たない歩調 本当に「ありが

          三題噺「帽子 ドロップ 土砂降り」

          Twitter(現X)でお題をもらって書いてみました。 三題噺で何度も書き直すのもあれだと思ったので、書いたやつをそのまま出します。 めちゃくちゃアドリブで書いたので、読みにくかったらご容赦を ※誤字誤用に関しては後から書き直します。  何もない人生、というものが、ある。  善いも悪いもそこそこで、得るも失うも帳尻が合い、前進も後退もなあなあに物事が移ろう。  私の人生のことである。  曲がり角で転校生とぶつからないし、呪われた血族なんかじゃない、両親の再婚を機に同じクラス

          三題噺「帽子 ドロップ 土砂降り」