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Repo 2. 私が毒親に気付いた時

Repo 1でも書いたように、大人になるまで毒親の存在に気づかなかった私。やっと気づけたのは、今の婚約者と出会ってからでした。交際、プロポーズ、お互いの両親への挨拶と段階が進んでいくうちに、私は徐々に親離れをしていきました。しかしながら、私の親、ここでは両親共に、子離れができず、毒親たちによる干渉に理不尽さを感じるようになっていったのです。

あれだけ人生のレールとなっていた毒親の干渉。そのレールがこれまでの私の人生を決定してきたといっても言い過ぎではありません。しかし、就職、結婚と自分たちで将来を決める段階になって、私はあれだけ望んでいたレールを拒絶するようになりました。

きっかけは、婚約者の家族に会い、一般的な親子の関係性と私の家族の関係性に大きな乖離があったことでした。婚約者の両親は子離れしており、心配はしつつも息子の選択を尊重しています。婚約者の意見を真っ向から否定せず、対等な関係性を築いていました。対して、私と両親の関係性はあまりにも行き過ぎていて、縁でも切らない限り自分で人生の選択ができないのではないか、と思えるほどのものでした。これから、婚約者と私は同志として毒親に立ち向かっていくことになります。

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