モラリスト 「人間は考える葦だ!」

 どうも、Dokokenです。今回は、高校の倫理の授業で習ったモラリストについてまとめました。これは、私自身の復習のために行っておりますが、何かの機会で皆様のお役に立てればうれしく思います。

モラリストとは…人間の生き方(モラル)を考察する人々。あらゆる物事を懐疑的(疑って)に捉えなおす

            ~モラリストの代表例~

モンテーニュ…「対立というのは、自己への無反省や非寛容から生まれる。」と言う→自己反省、寛容を説いた。「無知の知」のソクラテスに憧れ、私淑(ししゅく)していた。

 主著『エセー』では、「わたしは何を知るか(ク・セ・ジュ)」を標語とした。

パスカル…「人間は考える葦(あし)だ」と主著『パンセ』で書く

 考える葦とはどういう意味か…人間は植物の葦のように弱いが、広大な宇宙を捉えるほどの思考力を持っているということ

また、「人間は悲惨と偉大、虚無と無限の間に彷徨っている中間者だ。だから、自分の悲惨さから目を背けるために娯楽や戦争で気を紛らわそうとするのだ」と言う。

 娯楽や戦争で気を紛らわそうとすることを、気晴らしと言う

そして、人間には二種類の精神があると唱える

1.幾何学の精神…合理的な推理の精神=理性

2.繊細の精神…直感的な判断の能力=心情

 パスカルは、心情こそ人間を中間者から脱せられると言った。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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