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「どうせ変わらない」生徒と選挙

石破総理が就任し、衆議院議員選挙が始まり・・・政治が動く近頃、僕たち「選挙権を持たない」学生の正直な感想を書いていきます。


総理・国会議員と学生

僕たち中学一年生にとって、政治というのは社会程度しか触れない縁の遠いものという認識が一般的です。
せいぜい某元総理をメガネのあだ名で呼ぶ程度で、何をするかなどの興味は全くありません。

国会議員はもっと存在の薄いものです。裏金事件により大きな変化になるだろう衆議院議員選挙も、全くと言っていいほど話題になりません。
政治は文字通り無関心。では、社会に出て情報を得れば政治に興味を持つのか?その答えを生徒間の選挙で知りました。

学校が「民主主義」?

選挙といえば、生徒会役員選挙が少し前にありました。生徒会役員選挙と「生徒間の選挙」は似たようなものなのですが、ある女子がこのように言っていました。
「どうせどう投票しても意味ないんだから」
と。
それとギャップなのが、選挙直前に
「民主主義の根幹であり、その第一歩である選挙は…」
と言っていた校長の話です。
一言に「生徒会役員」と言ってもいろいろありますが、僕の学校では権力は無に等しいものです。なので、やりたい人もいなく、教師の根回しで候補は決まり、ほぼ当選する。
それが民主主義ですか?
ただの雑務選びではないでしょうか。
生徒会役員選挙は、

  1. 当選した者にある程度の決定権(権力)を与える。

  2. また、審議を通した校則の決定権を与えること。

  3. 絶対的な立候補制とすること。

  4. ある程度人数がいる学校なら10人ほどの「審議会」を設けて生徒会の方針と提案を行うこと。

というのがいいと思うんですが、これって結局国会ですよね。
やはり民主主義というのは同じ方向へと進んでいくのかもしれません。

民意は反映されない

僕たち中学生が思うのは、自分たちの思いは反映されなさそうということです。
そこから政治への興味をなくし、政治に参加しない。
政治への興味をなくす→政治の興味をなくす→政治に参加しない→政治への興味をなくす…
の、負の無限ループなのが、今の若者世代ではないでしょうか。

じゃあ、なんで若者以外は興味があるのか?

予想するに、それは「危機感」があったからではないでしょうか。
戦後、選挙は日本の進路を変えるものとして、重要視されており、それが団塊世代まで引き継がれていたが、今はその「政治方針を決めなければならない責任」というのが薄れ、結果的に「今の若者は選挙に行かない」と言われるようになってしまったのではないでしょうか。

まとめ

衆議院議員選挙があるというので、この記事を書きました。
友人の言っていた民意は反映されないという気持ちに正直とてもショックを受けました(同じ世代ですが)。それはなぜなのか、この記事でまとめてみました。
ちなみに政治が無知などこかの中学一年生は、裏金事件によって非公認とされても、まだ処分は足りないと思うので、自民党以外の党が第一党になればいいかな・・・と思っています。

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