見出し画像

デジタル化するテスト、変わらない試験

テストがPCで受けれる時代です。一方、資格の試験はペーパー。徐々にデジタル化しつつあるテストの現状です。

テストのレシピ

どのようにして忙しい教師が立派なデジタルテストが作れるのか。
それはGoogleフォームというアンケートテスト作成ツールがあるからです。これはGoogle クラスルームというデータ共有ツールと連携し、課題の提出を自動で行う(教師にアンケート完了のチェックが届く)などと(学校のツールにしては)スムーズな動作をします。
そのようにして作られたテストを時間内で受けるのが「デジタルテスト」です。

内容

そのようにして作られたテストは、紙に比べると短いものも多いです。(こちらにすれば大歓迎ですが。)
その中では、4択から選んだり、数値を入力したり、文を記述したりしています。
テストといっても所詮はPCなので、ネットに繋げ放題!カンニングし放題!
・・・というわけにはいかないので、「ロックモード」というものを使います。
(ちなみに教育専用のアカウントを使わないとできないらしいです。)
こうすると全画面モードになって全ての操作が無効になります。
このようにCBTパソコンのようにして、カンニング・不正を防いでいるのです。

生まれる差

あくまでこれは一部の話。特にICT担当の教師は前章のように進んでいたのですが、他の教科では相変わらず紙のことがとても多いです。ある意味教科によってデジタル格差が生まれています。
ただし、数学と国語・英語などは問題内容が違うため、デジタルが難しいものもあります。

進まない試験のデジタル化

学校でデジタル化が進んでいる一方で、資格のデジタル化は進まぬままです。
僕はPCの試験でCBTを受けたことがあるのですが、学校で身近な試験は、全て紙です。
漢検、英検、数検(数学検定)も全てです。
もしかしたら東京などではデジタルかもしれませんが(調べてみると漢検と英検にはCBT版があります。)、まだ都市以外では紙中心です。
もし全てCBTにできれば、どんな田舎でも受けたい試験を受けることができ、地域の教育格差を少なくすることもできるかもしれません。

デジタル化とサービス

学校ではGoogleフォームなどのサービスを使ってアンケート・テストを作っていますが、思うことがあります。
サービスは使っているのに、その便利機能を使いこなせていない人がとても多い。
例えば、高度なものだと正規表現や条件分岐、そうでなくてもセクションなどは使っていない人が多いです。
これはドキュメント(ワード)やスライド(エクセル)にも同じ場合があります。
僕が思うにサービスを使うときは大体の機能を把握する or とりあえず機能を使ってみるをしないと本当の力を引き出せない。
だからこそデジタル化を進めるときは同時にいろんなものにチャレンジ力も同時に身につける必要があると感じました。

まとめ

今回はテストと試験のデジタル化について書きました。
前に、ある試験を受けようとした時に都市でしか受けれずに断念したことがありました。
そのようなことがないように、僕は早急にデジタル化を進めていつでもどこでも同じような試験を受けれるようにしてほしいと思います。

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。もしおもしろいと思ったらサポートをよろしくお願いします。