ネット抵抗がない現代っ子
中学生がSNSで犯罪に巻き込まれる。僕も中学生なので、なぜそんなことが起きるかよくわかるように思えます。
僕はパソコンやインターネットの知識がたくさんあります。また、LINE以外のSNSは使っていない変化球中学生が、なぜ中学生(いや小学生も)が犯罪に巻き込まれるのか、推測します。
中学生のスマホ・ネットの使い方
中学生って、スマホをほぼみんな持っているんです。(パソコンは完全なる場外。悲しい)
基本的には以下のようなものを使っている人が多いです:
LINE:グループ含むトーク
Youtube:動画視聴
TikTok:動画視聴・配信
CapCut:動画編集(意外とみんな持っている)
Pokémon GO:娯楽(半分中毒的な人も)
Twitter(X)・インスタグラム・LINEのオープンチャットのどれか
こんな感じ。100%娯楽です。
人によっては自分用PayPayまで持っている人も。
連絡用としてはLINEぐらいしか使いません(実質必須なのはLINEだけ)。
個人情報公開!
前にLINEのプロフィール(下)で個人情報が解放寸前になったことがありました。
そのクラスメイトRのプロフィールのトップ画像(背景)に学校や個人が特定できる画像を使っていたんです。
それは、「卒業式の記念写真」。確かに仲良し2人がペアで写っていたのでRは使いたかったのでしょうが、学校名もしっかりと写っていました。
幸い、誰かがRに忠告したことでトップ画像は変わりましたが、このままだとRが誰かまで易々と特定できてしまいました。
このような事例に限らず、スレスレのものを数多く見てきました。
総じて言えるのは、個人情報意識がほぼないことです。
それが被害につながる原因の1つでないでしょうか。
唯一の対策「スマホ安全教室」
で、前章のようなことが起こらないように、ドコモやKDDIなどが実施しているのが「スマホ・ケータイ安全教室」(「スマホ・ネット安全教室」が本名だそうです)です。
これは小学校からやっているのですが、少し違う気がするんです。
こちらはdocomoのスマホ・ネット安全教室の上級向け資料なのですが、思うことがあります。
そこで、「リスクを考える」や、「要因」、「見積もり」など、正直小難しいんですよね。
確かに言っていることは正しいのですが、正直中学一年生から見るとめんどくさい。
だからといって、簡単で明確な内容にすると危険性が伝わらない。
(個人の感想です)
ここが難しい。
自分が思うスマホ教育は、とにかく事例を知ることだと思う。
生々しい現実を知ってこそ、スマホを使う権利があると思う。
また、メカニズムを知ることも大切だと思う。
僕の場合、「ハッキング入門」という本を読み、サイバーセキリュティの重要性を再認識した。
同じように個人情報特定やSNSの構造を知ることで改善を図ることができるかもしれない。
ただ、まだ未熟な子供に世界にアクセスできるスマホを与えること自体、リスクがあるのかもしれない。
まとめ
今回は小中学生とスマホの関係と問題について書いた。
自身はTwitterなどのSNSは娯楽として中学生がするものでないと思ったのでやっていない(ただしNoteは例外)
自身は個人情報流出の危険性を少しは知っているので、このような視点で書くことができた。
また、あえてフィルタリングをかけずに自己責任でスマホを渡すのもリスクと同時に成長につながるかもしれない。
繰り返すが、子供に世界へアクセスできる道具を渡すのはリスクがあることだ。
親にも、子供にも。
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