見出し画像

マイペース娘と口出し母の攻防

こんにちは。DINのまーちゃんです。
長女(小3)の”宿題やってない” ”洗い物出さない”問題に頭を抱える名古屋のワーママです。

先日は日曜の深夜に 給食エプロンが発掘され、慌てて洗濯機を回すハメになりました。

次のお当番さんに迷惑をかけられない

本日のお悩み

帰宅してのんびりしている娘をみると「音読やった? 」「給食袋は出した? 」と、急かしたくなる。こちらも夕飯の支度や弟の世話でテンパってるので、とにかくその瞬間に頭に浮かんだ娘ルーティーンを「ピアノはやったのか? 」「ドリルはやったのか? 」と、重ねて督促。娘も何かやりかけた途中で 次のミッションが次々降ってくるので、どれも中途半端になるという悪循環

そんなさなか、『7つの習慣ファミリー』の とあるエピソードを紹介してもらいました。

感情に流されず、目的を優先させる

ある父親が帰宅すると、3歳半の息子が「僕って働き者なんだよ」と満面の笑みで駆け寄ってくる。
妻に理由を聞くと、息子が水をこぼして床を水浸しにしたらしい。その時、妻は反射的に大声で叱ろうとしたけれど、ぐっとこらえて「何をしようとしていたのか」を質問した。すると、息子から「ママのお手伝いで皿洗いをしようと思った」のだと返ってきた。
そこからこの状況の背景を息子から聞き出し、これからはどうすればよいかを母子で問答し、冒頭の満面の笑みに至る。

刺激(叱りたい衝動)と反応(息子への声かけ)の間に一時停止し、この状況において大切なことは、”きれいな床を得ること”ではなく”息子を育てること”だという「主体的な選択」をした母親。逆に母親が反射的に叱っていたとしたら、息子は玄関で「僕は悪い子なんだよ! 」と言っていただろう。

『ファミリー 7つの習慣 家族実践編(上)』(1998年)スティーブン・R・コヴィー著より筆者が要約

目の前の状況(水浸しの床)にカッとなって反応するのではなく、「お手伝いをしてママの役に立ちたい」と考える息子に対して、「どう対応すれば息子の良心が育まれ、理想的な未来に繋がるのか=育児の目的」を立ち止まって考える

そんな「目的をもって始めた」母親の対応によって、息子の自尊心やお手伝いに対する熱意も大きくなった。DINメンバーからも「印象的だった」と口々に挙がる「第2の習慣〜終わりを思い描くことから始める〜」の代表的なエピソードです。

指示待ち人間を育てたいのか?

子どもの課題1つひとつに 親が口を出し続けていたら、娘は忘れ物はせず、先生に怒られることもなく、とりあえずは無難に過ごせる。しかしその結果"指示を受けて行動する人格”が形成されていくでしょう。

「今これをやったらorやらなかったらどうなるのか」を想像し、自分で行動を選択できる人間に育ってほしければ、親の私は、目の前に転がる娘の課題に口を出すべきではない。

準備を怠って、忘れ物をして、先生に叱られる……

恥ずかしい思いや因果応報を娘自身が味わうことで、行動を自分で選択できるようになるんだよなぁ……と、このエピソードを通じて思い改めました。

口出しをやめたら……


・給食袋はシンクに出ているものだけ母が洗う(出さなければ自分で洗うか、翌日同じものを持っていく)
・宿題は自分からやって、カードを持って来たらサインする

そう宣言して、私からの口出しをやめました。

すると、案の定忘れ物をして反省した娘。
「そうだ!」と立ち上がると、『毎日のTODOリスト』を作り、帰ってすぐ目に入る壁に貼っていました。

企画好きな娘が編み出した忘れ物対策
(右端にペン差し付き)

自分で決めたこと、そしてお楽しみ(週に一度の早帰り日に友達と遊ぶ予定)があると気合いが入るようで、帰宅するとこのボードを見返しながら、数日間は課題を完璧にこなしていました。

正直今現在は完璧……ではないけれど、私の口出しは「ボードはみたー?」のひとことに変わりました。そしてその回数も以前より格段に減りました。

お楽しみ入りの自分で決めたことだと継続する

DINみーちゃんの娘さん(小2)も……

「お祭りを楽しむ! 」という目標に向かって、親子でお小遣いのルールを決めて、自分で使うお金を自分で貯めようと毎日お手伝い頑張ってるよ!
途中やる気を失いかけてたけど、そのお祭りが"いつ"なのか 具体的なゴールを伝えたら、最近はより拍車がかかってる^^

お祭りを"楽しみ"にイメージしながら、両親と決めたお手伝いに日々励んでいるそうです。

行動の結末を体験・イメージさせて
子ども主導で"お楽しみ入り"のルールを決める


厳しいばかりじゃ大人でも嫌になる。"お楽しみ"入りがポイント。
口うるさい母改善の 最初の一歩かもしれません。

書き手:まーちゃん@「どの口がいう⁈」も しばしば

★スキ!を押していただくと「私達の好きな7つの習慣のキーワード」、フォローしていただくと「オススメおやつ」、マガジンをフォローしていただくと「子育てお役立ちアイテム」が表示されます。


7つの習慣を学ぶワーママコミュニティ「DIN」について

【「7つの習慣」で育休復職のドキドキをワクワクに★(全7回)】
育休復職✕7つの習慣|DoItNowコミュニティ|note

【旅の準備に「7つの習慣」をお忘れなく♪(不定期更新)】

旅×7つの習慣|DoItNowコミュニティ|note

※本コミュニティは「7つの習慣」を日々の生活で実践しようと試行錯誤しながら学び合いをする私的なコミュニティで、「7つの習慣」が広まって素敵な社会になればいいなと考えているワーママの集まりです。フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社、フランクリン・コヴィー米国本社、株式会社FCEパブリッシング等の企業・団体と関係はありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?