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コピーをとるのは「私かあなたの2択」じゃなかった

こんにちは。DINのまーちゃんです。
師走で小忙しい名古屋の営業職ワーママです⛄

会社まで電車とバスを乗り継ぎ往復2時間。極力テレワークを心がけ、どうしようもない時だけ出社スタイルが基本。

そんな状況下、得意先要請の出力を内勤のAさんに断られ、コピーのためだけに出社したという記事を先日書きました。(頼んだ仕事、断られてモヤッ🌀

その時は、
・目的や重要性を相手に共有することを怠ってはいけない
・自分が頼みたい仕事を、相手の「重要領域」にすることが大事

と、「Aさんにコピーを対応してもらうには」の視点で締めくくっていたのですが、最近、再び要コピー案件が発生し、新たな展開があったので改めて振り返りたいと思います。

1500枚コピー案件勃発

300枚コピーを自力対応してから1か月後、欠品により次は700枚コピーが必要になりました。Aさんに断られたあの日の苦い経験があったので、今度はかなり低姿勢で自分の出社が厳しい状況と書類の重要性を伝え、Teams(連絡ツール)でAさんに頼みました。

結果・・・Aさん反応なし。(Aさんは元先輩でもあり、ゴリ押せない人間関係)仕方なく、またもこの為に出社して700枚自分でコピーをとりました。はぁ・・

するとまた2か月後、今度は1500枚コピーが必要になったのです。

Bさん経由で傾聴する

二度拒否反応を示された私は、もうAさんにコピーを頼めない、むしろ「コピー禁句」の状態になっていました。こうなると、この案件以外でも Aさんとコミュニケーションをとるのがなんだか気まずい雰囲気に。

Aさんと仲がいいBさんにこのモヤモヤを伝えたところ、「ちょっと聞いてみるわ」と仲介役を買って出てくれました。

すると、Aさんが求めていたのは、私の思っていたものとは違うことがわかりました。

同じ側に立って問題を眺める

Aさんは「得意先に交渉もしないで、当たり前に出力を引き受けるまーちゃんの姿勢」に納得がいかなかったとのことでした。

出力は前任者から引き継いだ「当たり前のこと」。「自分達以外でやる」なんて視点、私には全くありませんでした。言われて俯瞰してみたら 別のやり方があった。

得意先に交渉する。

得意先からしたら面倒な相談かもしれない。でも、得意先案件でかかる工数を無理して自分たちの個人努力で対応し続けるのは、サステナブルなやり方ではない。交渉してダメなら今まで通り自分で対応するつもりで、相談してみました。

第3の案がwin-winにつながる

相談の結果、今回の1500枚のコピーと 以後発生する出力物は、得意先の社内印刷部門で対応してもらえることになりました。なんともあっさりと。

向かい合って対立するのではなく、同じ側に立って問題を眺めてみる。お互いの希望を理解して、両方の希望をかなえられる第3の案を見出す努力をする

「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」(2015年、スティーブン・R・コヴィー著、キングベアー出版)

Aさんがやるか、私がやるか、向かい合ってコピーを押し付け合おうとしていたけれど、同じ側に立って捉えてみたら、「私がコピーする」でも「Aさんがコピーする」でもない、お互いに満足する "第3の案" が見つかりました。

シナジーのプロセスは、2人が望むものを与え、そして二人の絆を強めるのである

同上

コヴィー博士のおっしゃる通り、この一件以来、協働案件に対するAさんの姿勢が変化したように感じます。

しかしコピーごときで一悶着。
これもひとえに、私の日頃の信頼残高不足が招いたものと反省します。そして相手の真意理解を怠ったことで 自己満足な策を見出し、結果全くAさんに響いていなかったことも。

今後も傾聴を通して、妥協ではない お互いが納得できる解決策を見つけ、シナジーを創出しながら、よりよい人間関係を築いていきたいと思います。

書き手:まーちゃん@別案件ではペーパーレス化推進担当


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