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中国語/リスニング学習

1.私のリスニング力

 中国語を始めて早5年。文章はそれなりに読めるようになった。単語も文法もそこそこ知っている。しかしリスニング力が弱い。超弱い。
 これは、中国語だけでなく、英語やスペイン語も同じ。私は、レベルの高いテキストを何度も繰り返し読めば、語学は上達すると思っていた。しかしリスニングは上達せず。いろんな教材、学習方法渡り歩くも成果なし。「俺って馬鹿?」なら悪いのは脳だ。脳科学の本を開く。すると、、、

“音”と“文字”は使う脳が違う。そして「文字を覚える」と「音を覚える」は別の話。つまり、読む=「文字の辞書」、聞く=「音の辞書」が必要。』

 とのこと。なるほど、リスニングの時、確かにいつもテキスト見ながらだった。聞いてるつもりが実は読んでただけ?

2.学習方法の改善

上記により学習方法を変更した。
①まずは基本単語からやり直す。"音"(≠文字)で覚え直し。
②文章は、聞いて理解し、暗唱して覚える。
 ※語彙/文法(文字での)確認とは分けて学習する。 

3.気づき

 基本単語の聞き間違いを抽出した結果はこちら。TOP3(声調、n・ng、無気音・有気音)でほぼ90%!分からないとこが見えてきた。

<主な聞き間違い>

(1)声調
 特に「3声」。下げ止まりの3声=4声、上げ3声=2声、に聞こえる。
 音の高さが違うのか?音感が必要なのか?
(2)前鼻音/n、後鼻音/ng
 どっちも同じ"ん"にしか聞こえない。
 モスキート音でも出てるのかな?
(3)無気音、有気音
 b,p、t,d、z,c、zh,ch…どれも区別がつかない。
 なんとなく有気音はツバが飛んでそうだけど。。。

分からないところが見えただけで解決策はなし。

4.合わせ技で大問題

 そして「無気音・有気音」に「そり舌音・舌面音」が重なると「すべて日本語の"チ"」に聞こえる。これでは類似単語の無限地獄。

<ぜーんぶ"チ”>

5.対策

諦めたら試合終了。まずは上記2-①「基本単語復習」を続けよう。
・単語を聞く→ピンインを書く→答え合わせ。
・間違えたら、発音テキストで聞き比べ。
既知の単語も含め、正しく"音で"覚え直そう。

6.追記

改めて中国語はヤバい。
どの言語もヤバいか。
英語は聞こえない音があるし。
中国語の方がマシか。
"今は"同じ音に聞こえるだけ。がんばろ。

変化があれば、月次レポートで報告します。

<私の使用教材>
・クラウン単語帳600/三省堂
・紹文周の中国語発音完全マスター/アスク出版

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