本でまちをおこす「ブック・ツーリズム」の可能性。
「本のまち」と聞くと、皆さんはどんなまちを思い浮かべるでしょうか?
自分が「本のまち」と聞いて、まず思い浮かべるのは「本の街・神保町」です。
神保町は言わずと知れた世界最大級の本屋の集積地で、古書店・新刊書店合わせて170〜180を超える本屋が集まっています。
このムーブメントを広げる「BOOK TOWN じんぼう」の動きもあり、マップを作ったり、イベントを開催したりなど、神保町全体が「本の街」として活気付いています。
本の街はどのようにして生まれたか?
今でこそ「本の街」として知られる神保町ですが、神保町は計画された「本の街」だったわけではありません。むしろ無計画のなかに、自然発生的に生まれた「本の街」です。
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