独特な容姿で目を引くプードルは、フランスの国犬に指定されている。そのためフランスが原産国だと誤解されることが多いようだが、実はドイツにルーツがある (古代ローマが発祥の地だという説もある)。 にわかには信じられないかもしれないが、元々は、水中に撃ち落とされた水鳥の回収運搬犬として働いていた。 犬種名は「 水中でしぶきをあげる」という意味の「Pudel」というドイツ語に由来するという。 回収運搬犬としてのプードルは、少なくとも500年前にはドイツからフランスに入ったと考えられている。
この犬は、18世紀のフランスで 爆発的に流行し、小型のプードルはトリュフ狩りに用いられるようになった。 手の込んだ刈り込みや飾り付け、毛染めが犬のおしゃれとして流行ったのもフランスである。 大きさによって、スタンダード、 ミディアム、ミニチュア、トイの4つのタイプにに分けられるが、その特性は共通している。人なつこく陽気なこの犬は、「 忠実」「 学習能力が高い」と評されることも少なくない。
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