ボーダー・コリー BORDER COLLIE:近現代 イギリス

画像1 「 世界最高の牧羊犬」とも称えられるボーダー・コリーは、 スコットランドとイングランドの境界(ボーダー)付近で、 羊飼いの犬としてハーディングを担ってきた犬だが、19世紀に入るまでその存在が公式に認識されることはなく、単に「ワーキングシープドッグ」と呼ばれていた。現在の名称が使われるようになったのは1815年のことである。「ボーダー」が冠せられたのは、他のコリー系の犬種と区別するためだ。
画像2 「 ハイパーアクティブ(超活動的)」と形容されるボーダー・コリーは、注意力が高く、手振りや音声に敏感に反応し、 他の犬種の追随を許さない問題解決能力があるとも評される。アジリティやディスクドッグ競技、フライボールなど様々なドッグスポーツをいっしょに楽しめる犬種でもある。 それだけに、この犬には、高いレベルの運動と知的刺激が常に必要で、それを怠ると破壊的な行動をとるという報告がある。

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