シベリアン・ハスキー SIBERIAN HUSKY:近世以前 アメリカ合衆国 6 2本足の犬 2024年11月13日 03:50 シベリアン・ハスキーの直接の先祖は、シベリア北東部のチュクチ族が飼育していた犬である。数世紀の間、外部との交流がほとんどない暮らしが続いた結果、チュクチ犬は土地の気候・地形、 使役の目的に見事に適用し、少ない食糧で極寒に 耐え、 (軽めの)荷物を高速で長距離輸送する能力を身に付けた。 16世紀にシベリア探検が始まると、外部との接触は 不可避となり、交易が始まった。 シベリアの犬をアラスカへ輸出した最初の記録は1908年。「 シベリアン・ハスキー」としてAKCが認定したのは1930年である。 アムンゼンやスコットの南極大陸探検(1911年)にも帯同したシベリアン・ハスキーは、 そりを引く北極系の純血種の中では最も軽量で、最も速く走ることができる。 犬ぞりレースで シベリアン・ハスキーが好まれるのはそのスピードのためである。遠吠えする声がしわがれることからハスキーと命名されたというが、 オオカミと非常によく似た遠吠えをする。毛色は、ブラックから純白までの全ての色が認められる。 シベリアン・ハスキーは強靭な肉体と不屈の精神を持っていると評されるが、 その愛情深さゆえに近づいてきた”侵入者”をつい歓迎してしまうことがある。 一方で、用心深さも併せ持っている。 そのため、飼い主には、この犬種への理解とかなりの忍耐力が要求される。賢く独立心があるが、同時に群れへの帰属意識も高い。 相手が人間であれ犬であれ、仲間との集団行動の中でこそ本領を発揮するともいわれている。 いいなと思ったら応援しよう! 物心両面の応援は、いつでも歓迎しています。 皆様からのチップは、より良い作品づくりのために自由に使わせていただきます。 チップで応援する この記事が参加している募集 #スキしてみて 583,058件 #スキしてみて #犬 #犬写真 #シベリアンハスキー #狩猟犬 #堀明フォトオフィス 6