ここまでわかった犬たちの内なる世界 第2期 〜プロローグ
種の壁を越えて
イヌとは、不思議な生き物です。
イヌほど人間の世界に入り込んだ動物は、他に類を見ません。
人間世界のマナーを教えれば、イヌはきちんと理解できます。
考えてもみてください。
ヒトとイヌには本来、種の壁があるのです。ヒトとイヌは異種動物なのです。
何がイヌたちに人間のマナーに沿った暮らしを可能にさせるのでしょうか?
それはイヌの内側にある「共感する力」です。
イヌが人のマナーに従うということは、人間の持つ感性と知性に共感できるということです。
イヌは、イヌとヒトの2つの世界を対照させて考えることができるだけでなく、2つの世界を自由に行き来できる動物なのです。
イヌとはなんと不思議な生き物なのでしょう。
コンセプト
さて、ここから『ここまでわかった犬たちの内なる世界(第2期)』が始まります。
1年前、このnoteマガジンを始めた頃のことです。
読者の皆さんはどんなことを知りたいのだろうかと、 思念を向けつつ、 いたってシンプルな考えに至りました。
自分自身が本当に知りたいことに答えるつもりで書いみよう。
シーズン1 (第1期)を通して、筆者のこのスタンスが功を奏したのかどうか。
その判断は皆様に委ねます。
ということで、 これがはたしてベストなのかどうかわかりませんが、まずはシーズン2(第2期)もこのスタンスで書いていこうと考えています。
ただ、 今回の連作では、シーズン1のようにコンテンツを全て予告するという形式は取りません。次に何が飛び出すか、出たとこ勝負でいきます!
お断りとお願い
ここで改めてお断りしておきます。
犬の内側について、 ディティールにわたって書いていくと、当然のことながら全て正確に書けるものではありません。 筆者の “思い込み“から抜け出せない場合もあるでしょう。もしも記述内容に何か不審な点があれば、 忌憚なくご指摘いただけると助かります。
引き続き、このnoteが犬の心を考える一助になれば、と願いつつ書いていこうと思いますが、途中で行き詰まることがあるかもしれません。定期的な投稿を怠ることもあるかもしれません。そんなときには、どうぞこの2本足の犬(私のことです)の尻を叩いてください。
さあ、途中下車もそろそろ終わりにして、再びイヌの魂を探す旅に出かけるとしましょう。
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ここまでわかった犬たちの内なる世界 第2期
連作コラムの続編です。筆者の観察体験をお話しするとともに、サイエンスの視点からHOTな新情報やデータも逐一紹介しています。 “できるだけわ…
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