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#ポエム
おしっこを我慢してるときの顔
どうやらおれは
アタマがおかしい
タバコをはさんだ指に
じんじんと血が巡る
風はなく
影もなく
耳をつんざく
音がある
そしておれは
おしっこを我慢してるときのような顔で
口を開けて
よろめいている
あはははは
ははははは
ん?
なに?
こっち見んな
その日、おれは山をおりていた。透明のビニール袋にカレーのルーを入れて。縁日ですくった金魚の要領で。カレ
気分はホットスナック
ホットスナックを注文したら、「今
ちょうど揚げてるところですの
で、すこしお待ちいただけたら揚
げたてをご提供できますよ」と言
われ、これはありがたいとお言葉
に甘え、レジのナナメ前に立って
待つことにしたのだけど、ランチ
タイムだったこともあって客がど
んどん訪れ、レジは大行列、店員
は大わらわ、そして私は手持ち無
沙汰。レジに並んでる客は、もし
かすると、中途半端な場所で後ろ
手を組んで店員を
ホテルカリフォルニア
正直、困っています。
このハチャメチャな現実を前に、
何を書いたらよいかわからない、というか、
書いてるそばからズルムケで、
だから、台所でちょっと踊ってみたり、
変換ミスによる誤字をじつは期待してしまったり。
コトバはいろいろ浮かぶのやけれども、
いやな汗をかかせる、つくり笑いも浮かんできて、
結局、いきつくところは諦観、倦怠感、もうアカン。
確かにその存在を感じてはいるのに、
そっちだけは
額縁を持って街に立つ
額縁のふちだけをかかげて、街に立つ。
どだい、切り取った矢先に
反対側からおれも切り取られる寸法やから、
寝起きのままの、むくんだ眼(マナコ)で、
誰にやらされてる訳でもないのに、
やらされてますねん、かなんわあ、
というふうな表情をこさえ、
ため息もつきつつ、街に立つ。
額縁のふちだけをかかげて、街に立つ。
なんのために?
なんやったっけ?
なんでもない平日昼間の商店街は、
にもかかわらずエ