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初めての四国上陸旅〜オーシャン東九フェリー編〜
2024年10月。
コロナ禍も落ち着いて外出する機会が増え、「近いうちに旅行をしたい」と思い続けること早数ヶ月。
なかなか計画を立てられずにいたが、絶好の旅日和な連休を見つけてようやく一歩を踏み出すことに。
行きたい場所はたくさんあった。
北海道で自然を感じるも良し、関西で食べ歩きをするも良し、九州で温泉巡りをするも良し。
行き先を決めきれずにいた中、仕事でお世話になっている先輩が四国に移住したことを思い出す。そういえば、自分はこれまで一度も四国に足を踏み入れたことが無かった。
これはもう行くしかないと決心し、行き先を四国に決定。
こうして、初めての四国上陸旅は静かに幕を開けたのであった…。
皆さんこんにちは。今回はなんと旅行記事です!
3ヶ月ほど前に四国に行ってきたのですが、結論ものすっっっごく良いところで。
この旅で感じた魅力を余すことなく書いていたら文章が散らかってしまい、推敲するまでだいぶ時間がかかってしまいました。
今回の記事では四国旅行記の前編として、移動で利用したオーシャン東九フェリーについて書いていきます。
最近注目が集まっているフェリー旅。自分自身も長距離の船旅は初めてでしたが、初心者なりの楽しさを伝えられたら良いなと思います。
計画〜当日を迎えるまで
移動手段を決める
まず、私は関東の首都圏近辺に住んでいます。
関東から四国への移動となるとなかなか難しそうなイメージですが、実は素敵な移動手段がたくさんあるのです。
今回は時間にも余裕があったので、移動時間も楽しみたいと考えて候補に挙げたのがこちらの3つ。
サンライズ瀬戸(寝台列車、東京駅〜高松駅)
マイ・フローラ(個室夜行バス、東京・新宿駅〜徳島駅)
オーシャン東九フェリー(フェリー、東京港〜徳島港)
これらに加えて新幹線や飛行機でも移動できるので、調べれば調べるほど身近に感じられます。
そんな選び放題の中、以前からYouTubeの旅行動画を漁るほど船旅に興味があったことが決め手で、今回はオーシャン東九フェリーを利用することに。
サンライズもマイフローラもいつか乗ってみたいので、これは再訪確定ですね。
オーシャン東九フェリーとは?
東京〜徳島〜北九州を結ぶ貨客フェリーで、「どうご・りつりん・しまんと・びさん」の4隻が運行しています。
(ちなみに4隻とも船内の構造は一緒らしい)
当フェリーはどちらかというと貨物用途が強いらしいのですが、旅客用途でも快適に過ごせる設備は揃っていたので安心して利用できました。
東京を夜に出航し、徳島には翌日の午後に到着する運行ダイヤとなっているため、船内で一泊する形となります。
運賃は東京〜徳島間で12,000円〜15,000円程度(時期によって変動)。
この運賃のみでカプセルホテルのようなプライバシー空間が割り当てられますが、追加料金を支払えば個室も利用することが可能です。
詳しくは公式サイトを見てね!
当日〜出航直後まで
やってきましたフェリーターミナル
乗り場である東京港フェリーターミナルは有明にあり、バスを使用してアクセスすることができます。
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自分は国際展示場駅から乗車したのですが、三連休初日ということもあってバスの座席がほぼ埋まるくらいの乗車率でした。
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到着したら自動券売機or受付でチケットを発券し、乗車時間になるまで待合室で待機する、といった流れ。
ちなみにチケットは事前予約制なので、当日はQRコードを使用してスムーズに手続きできます。
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待合室の写真は撮らなかったのですが、とても広々としていて過ごしやすい空間でした。イメージとしては空港の搭乗前のラウンジに似ていると思います。
大きな壁掛けテレビがあり、そこでちょうど名探偵コナンが放送されていて、これから乗る船内では事件が起こりませんようにと謎の緊張感が周囲から漂っていたのは良い思い出。
また、船での長時間移動は初めての経験になるので、心配事を極力減らしておこうということで今のうちに酔い止め薬を飲んでおくことに。
乗船と寝床の紹介
今回自分が乗船したのはグリーンカラーの「フェリーりつりん」。
ちょうど外が暗くなってきたタイミングで撮影ができ、とても良い写真が撮れました。
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無事にフェリーに乗船することができ、いよいよ出航!
自分と同じようにひとり旅の方もたくさん居て安心したのはここだけの話。
出航の瞬間を展望デッキで見届けて(感動のあまり写真を撮り忘れる)、まずは船内散策の前に自分の寝床の確認に行くとしましょう。
今回は運賃のみのチケットなので、カプセル形式の相部屋を利用することになります。
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ちょうど手前の壁沿いが写っていませんが、電気のスイッチとコンセントがあります。船内のパブリックスペースも充実しているので、これだけのプライベート空間があれば十分ですね。
と言いつつ、個室もどんな感じか気になるので旅費に余裕がある時に利用してみたいな…という今後の夢。
展望デッキから見えたものは
寝床のシーツなどを整えてまもなくして、レインボーブリッジの下を通過するとアナウンスが入ったため、再び展望デッキへ。
船上の様子をショート動画でお届けします!
※環境音のみですが音量注意
何というか…素敵な景色と楽しい非日常空間を体験できて、生きてて良かったなと思う瞬間でした。
しばらく展望デッキで景色を楽しんだあとはいよいよお待ちかねの船内散策!をしたかったのですが、パブリックスペースがちょうど混雑していたので先に荷物整理を済ませようと寝床へ戻ります。
ここで船の揺れを確認したくて横になってみたのですが、微妙な振動を感じるだけでほとんど揺れはありませんでした。
天気が良くて波が落ち着いていたのもあったと思いますが、安全航行してくださっている方々に感謝ですね。
そしてこのタイミングで酔い止め薬が効いてきて眠気が襲ってきたというまさかの事態。
薬に含まれる眠くなる成分と心地良い船の振動で、あろうことか船内散策前にこのままひと眠りしてしまうのであった…。
当日22:30〜25:00まで
お腹が空いたので
おはようございます!
気づけば時刻は22:30。約2時間半ほど寝ていたことになります。
船内はかなり静かになっていましたが、さすがにお腹が空いたので散策がてら夕飯を食べに行きましょう。
さて、船内でのご飯はどうするのかというと
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フェリーによってはレストランがあったりするのですが、このオーシャン東九フェリーではなんと食品も自動販売機で販売されています。
写真にある通り「フェリー飯」としてテレビなどでも紹介されていたみたいですね。
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記念すべき1食目はカルボナーラを食べてみました。足りなかったのでこの後もいろいろ買って食べていたのは内緒
至って普通の冷凍食品なのですが、船の上で食べるとものすごく美味しく感じる…!ということでこの場所では絶品なのでした。
一緒に写っている檸檬堂とじゃがりこは乗船前に買ったものです。紙コップに入ったお茶は船内に給茶機があって飲み放題なのでありがたいサービスですね。
アルコールの自動販売機もありますが、23:00〜5:00までは販売停止しているので、船内で酒盛りしたいという方は計画的に(?)
ちょっとだけ船内散策
お腹が満たされたところで船内を少し散策。
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他にも休憩スペースや広々とした洗面所、便利に使えるコインロッカーなどあったのですが、写真が全然無い。
今回記事を書いてみて何となく欲しい情報は掴めたので、次回フェリーに乗る際はもっと良い感じの記録を残したいなと思います。
あとは御船印を絶対買う。
散策後の過ごし方
散策もひと段落したので、お酒でも飲みながら作業をしましょう。
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この記事から読んでくださった方もいると思うので説明すると、普段は本業をこなしつつゲーム制作の活動をしていまして。
眠気が来るまで勉強しながら次回作のストーリーを考えたりなどしていました。
次回作、制作過程の中で学ぶべきことが多すぎて苦戦中なのですが、頑張って少しずつ前に進んでいるので楽しみに待っていてください…!
眠くなってきたのは25:00頃。寝床に戻って再び夢の中へ行ってきます。
翌日8:00〜到着まで
起床後にやりたかったこと
6:00 起床
7:00 起床
8:00 起床
と、当日のメモに残っていました。何度寝しているんだ君は。
そんなわけでおはようございます。
おそらく展望デッキから朝日を見ようとして一旦は早起きしたものの、快適すぎて結局起きられなかった、という状況だったかなと。
とりあえず日光を浴びようと眠たい目を擦りながら展望デッキに出ると、そこには絶景が広がっていました。
※環境音のみですが音量注意
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何とも爽やかな朝ですね。昇る朝日も見たかったなぁ
8:45頃になると、本州の最南端である和歌山県の潮岬(しおのみさき)が小さく見えました。
そういえば和歌山県にもまだ行ったことが無いので、いつか足を踏み入れてみたいものです。
徳島港から和歌山行きのフェリーが出ているとのことで、次回はオーシャン東九フェリーからの乗り継ぎで和歌山旅も良いかもしれないですね。
いざ下船。四国上陸
海を見ながら朝ごはんを食べ、大浴場でゆっくり湯船に浸かっていると、下船の時間がまもなくというところまで時間が経過。
長いようで短かった船旅も終わりを迎えようとしています。
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12:30頃に東京港へ向かう「フェリーしまんと」とすれ違い、乗船していたフェリーりつりんは、いよいよ徳島港に到着です。
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下船後はバスに10分程度揺られ徳島駅へ。フェリー乗り場から県内のターミナル駅にすぐアクセスできるのはすごく便利。
長旅を経て、無事に目的地へ到着しました。
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最後に
以上、今回は四国旅行記の前編として、船旅の様子をお届けしました。
船に乗って移動しただけでもなかなか大ボリュームな記事になりましたね。すなわちそれだけ船内では充実した時間が過ごせるということです。
フェリー内は必要最低限だけど生活に困らない十分な設備があって、自分だけの時間をのんびり過ごすことができました。
海上は基本的に携帯電話の電波も届かないので、1日弱ではありますがデジタルデトックスができたのもグッド。
長時間の船の揺れは初めての経験だったため不思議な感覚はありましたが、事前の対策が活きて船酔いは一切無かったので、そういった意味でもとても良い思い出になりましたし、またフェリーを利用したいなと今でもずっと思っています。
酔い止めだけは必須アイテムなので、これから船旅を経験したいと考えている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
このあとは現地の先輩と合流するまで、おひとり様の徳島観光を満喫します。
次回、徳島観光編。
頑張って書きますので乞うご期待あれ!