子供向けだけど、大人こそ読んでほしいお金の本(マネーという名の犬)
本屋で見かけて気になったので、図書館で借りた「マネーという名の犬」。
副題で『12歳からの「お金」入門』と書いてるので、子供向けかと思いきや『大人の方がむしろ刺さる本なのでは?』と思わせる、いい本でした。
内容を簡単に説明すると、主人公の女の子(キーラ)が人間の言葉を喋ることができる犬(マネー)からお金のことを学び、失敗したり挫折しながら成長する物語です。
物語スタイルだから読みやすいですが、よくある子供向けのお金の本ではなく、大人が読んでもかなりグサッとくる内容が多くて読み応えがありました。
私が印象に残った言葉1
なんで「やってみる」ではなくて「やる」と言わないといけないのか?その理由をマネーが作中で説明してくれています。
確かに私の今までの人生を振り返っても、「○○へ行ってみたい」とか「○○してみたい」と考えたことって結局いつまで経ってもやらなかった気がします。この言葉、読んでてドキッとした人は多いんじゃないでしょうか?
私が印象に残った言葉2
これは主人公のキーラが自分の銀行口座を開くときにお世話になった、ハイネンさんという銀行員の言葉です。
この言葉、大人こそグサッとくる言葉じゃないでしょうか。「人生お金が全てじゃない」なんて言う人もいますが、お金があるとうまくいくことがあるのも事実。この言葉は、世の中の本質を突いてる気がします。それに「お金が全てじゃない」なんて言う人ほど、実際はお金に執着してたりしますしね。
他にもこの本にはいい言葉がたくさん出てきます。
もし機会があれば、ぜひ本書を読んで自分のお気に入りの言葉を見つけてみてください。
本を読んで実際にやってみたこと
本書を読んで、私は「やりたいことリスト」を「やることリスト」に書き換えてみたり、自信をつけるための「成功日記」を書き始めました。
まだ始めて2日ほどなので効果は出ていないけど、しばらく続けてみてどんな結果が出るか調べてみようと思います。
あ、「みよう」じゃない、「調べます」!(笑)
まずは「~してみる」っていう考え方のクセを変えていった方がいいかもしれませんね…。成功日記や「やることリスト」を達成するより、考え方のクセを変える方が大変そう(笑)