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3つのドッグフードを独自比較してみた Vol.8 

当店の3種のドッグフードを独自に比較分析をレポートしたいと思う。

K9Natural(NZ)/フリーズドライ(凍結乾燥)/5つ星(チキンフィースト)
RAWZ(USA)/スチームドライ(低温乾燥)/5つ星
Grand cru(CND)/ディハイドレイト(低温脱水)5つ星


*推定栄養素含有量を乾物基準で表し、実際に1日あたりの食べる量(給餌量表/3㎏の犬を想定)で分析する

1. タンパク質量:RAWZ>K9Natural>Grand Cru 
*より高タンパク質はRAWZ
2. 脂肪量:K9Natural>RAWZ=Grand Cru 
*より低脂肪はRAWZとGrand Cru(似たような割合)
3. 炭水化物量:Grand Cru>RAWZ>K9Natural 
*低炭水化物は圧倒的にK9Natural
4. 給餌量目安:RAWZ>Grand Cru>K9Natural 
*一般的なフードに比べると3種とも給餌量は少ない
5. 1日コスト:K9Natural>RAWZ>Grand Cru 
*コスト面は、実はGrand Cru
6. 加熱調理度(低さ):K9Natural>Grand Cru>RAWZ 
*非加熱フリーズドライのK9Naturalが一番
7. 動物性たんぱく%:K9Natural>RAWZ>Grand Cru 
*イメージは90%、80%、70%の順

*愛犬それぞれで実際に必要な量は変わりますので、あくまで目安となります
*参考分析値もおおよその目安からの計算です


という結果となった。

まずこの3種類の比較は、全て平均的なドッグフードより高水準の数値での比較ですので、3種類とも低炭水化物ドッグフード、高品質な原材料・栄養レシピであるのが前提となります。
また、商品パッケージやカタログで保証分析値表をみて栄養割合を確認するけど、実際はどんだけ愛犬の体に取り込まれるかですので、100gあたりで出された割合をどれだけ摂取する事になるのかがポイント



上記を踏まえた上でまとめると。
コンセプト通り生食同等の栄養価でありながら現代犬(肥満傾向)の事を考えたというのが「RAWZ」。 より自然な生の食事を再現(肉食動物食性)したと考えられるのが「K9Natural」。 RAWZとK9の両方の特徴もありつつ、そこに野菜,豆,フルーツを10%~20%程加えたのが「Grand Cru」。 というのが個人的な感覚です。

どれがベストというのは「飼い主様と愛犬による」という答えになってしまいますね。
ただ、ひとつ言える事は、”どれでも健康的な犬の食事である事に変わりはない”って事。

最後に、
何か悔しい事が、「あたかも凄く良さそうな"感じ"で、尚且つ”お値打ちである”ような、とても人気があるとなっているドッグフード」が給餌量ベースで計算すると当店で取り扱いしているドッグフード全てより価格が高かった事。
それは1日に食べる量が多いから。燃費の悪い食事ともいえる。
商売を大衆的に捉えるなら「それは、これ」でいいのだろうけど、せっかくなんで自分の所に置いてある商品の方が価値がある事も伝えたい。

例えば、感覚として。

  • A 1kg 4000円 

  • B 1kg 5000円  

  • C 1kg  6000円

AよりBやCの方が高品質でもあるから単価が高いという商品がある。
それが、ドッグフードだと実際はこうなる事も案外ある。

  • A 1日/70g 14.3日分    1日/279円 月/8370円

  • B 1日/50g 20日分  1日/250円 月/7500円

  • C 1日/40g 25日分  1日/240円 月/7200円

これを伝える事が本質的にはお客様目線なんだと思っております。


当店で販売しているドッグフードの違いの比較と、良い物は”長持ちする”よねっていう話でした。


実店舗/ MUKUSYTON 名古屋

Instagram/ https://www.instagram.com/mukusyton_official/



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