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ドライフードと水分量 Vol.5

我々人間もそうですが、動物に水は欠かせません。

フリーズドライ    5%程度
ドライ        10%程度
ソフトドライ     25~35%程度
ウェット               75%程度
生肉             60~70%程度

参考例/ドッグフードの製法による水分量の違い

ドライフードを主食としている家庭犬は慢性的に水分不足(脱水状態)の可能性もあります。飲み水を十分に飲んでくれる犬であれば問題ないのかもしれませんが、それは”犬それぞれ”であり、水のみであまり飲もうとしない犬達もいるのではないでしょうか。
また「水分を摂取する」という感覚も我々人間と同じが前提ではないと思います。
犬や猫は人より喉の渇きに対しては鈍感らしいですし、人のように”意図的に”水を飲む事もないでしょう。
「飲食バランスを考えて食事をしよう」、「脱水食だから後で水を飲んでおこう」、「念の為に寝る前に水を飲んでおこう」、「最近水分量が少ないかもしれないから多めに飲むようにしてみよう」とは”犬は思わない”と予想できる。本能的に喉が渇いたと感じた時に水を飲む事をするのかもしれないが、その時点で脱水が始まっている状況だ。人の様に意図的コントロールがきないからこそ強制的に食事から得られる水分は偶発的コントロールとも呼べるかもしれない。

脱水食を主食として与える様になったのは人であり、犬ではないです。
犬の食性を考えたら食事からの水分は十分にとれる内容だと予想できる。
というより、本来”脱水食は水で再構築する”が生物学的には正しい食事。

だからフリーズドライだけでなく、ドライも水を足した方が良いのではないか。
というのが私の考えです。
フリーズドライフード=水に戻す。ドライフード=そのまま。
という決まりはないですから。
いうならどちらも脱水食に変わりはない。そのままでも水分を含ませても、どっちだって食べれる訳で。間食(おやつ)としては、そのまま普通にあげるでしょう。
主食の際は、水分を加えた方が自然の食事を再現できるよねって話なだけです。

脱水症状に伴う不調や健康被害にも注意が必要で、腎臓病、熱中症、糖尿病、皮膚疾患等様々です。

量がどうとかは難しく考えず、手作り食やウェット食でないのなら
普段の食事に「ちょっと水分も足しておこう」の感覚はありだと思う。
絶対にそうしなけらばならないという意味ではなく、”水分量に注目する”という意識は必要なのではないでしょうか。




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