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『僕の手を売ります』の大桑北郎(45歳)のようになれたらいいのに

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

たまにですが、好きな動画コンテンツや映像作品、書籍等を紹介することがありますが、今回はどうしても紹介してまで鑑賞してもらいたい作品があったからなんですが、あんまりにも長く書いても仕方ないないのでサラッと行きますね。

今回オススメしたいのは、オダギリジョーが主演だけでなくプロデューサーも務める『僕の手を売ります』。

まずはFODのYouTubeでも視聴してみてください。

全体的にゆるいんですよね。ゆるい。

ドキドキとかワクワクするような展開なんて一切ありません。ドラマの1話目には〇〇の伏線が張られていて…とか、最後の最後にそれまで追い詰められていた主人公に大逆転劇が…みたいな展開は一切ありません。

そういうものを求めている人は鑑賞しなくても損はないでしょう。

物語を簡単に紹介すると、『借金返済のため全国でプロアルバイターが各地で様々なトラブルに巻き込まれながら家族と向き合う物語』です。

意味がわからないでしょうが、主演のオダギリジョーが演じる大桑北郎が本当にいい人。お人よし。

以下、物語の相関図です。ご覧いただくと分かる通り、人との距離が近いんですよね。なんていうか、人との接点が物理的にも心理的にも近くて、他人の困りごとに対して真摯に向き合うのではなく、自分のこととして寄り添おうとしちゃう。

https://www.fujitv.co.jp/bokunote/chart/

物語の中で大桑北郎は本当に大変な思いをしているであろうことが窺えるのに、物語を鑑賞していくと「あぁ、いいな。こんな人になれたら…」なんて思うようになりました。

なんでも器用にこなせるだけでなく、こなした仕事は誰よりも的確に終わらせることができる。お金のためにやっているんだけど、だからこそプロアルバイターとしての矜持としていい加減な仕事はしない。

人の上に立ってバリバリのキャリアを築いてきた、なんて人ではないのだけど、こういう人がいることで誰かの困りごとが確実に解決できるし、むしろ、こういう人が増えることの方が日本って国はよくなるんじゃないのかなって飛躍した考えもしたくなるほど、大桑北郎は魅力あふれる存在。

何よりも大事にしたいのは家族で、全国各地で浮気をしているだなんて疑いを"わざと"触れ回るようなかわいい妻、雅美を演じる尾野真千子もハマり役。

二人の掛け合いをみていると、「こんな夫婦になれたらなぁ…」なんて幻想を抱いてしまいます。

大桑北郎のようになれたら…
こんな夫婦になれたら…
こんな親子になれたら…

主人公家族だけでなく、さまざまな家族のあり方が描かれ、それも物語の味わい深さを高めている要因なんだと鑑賞を終えた後に気づくことができます。

鑑賞してもいいよって人は、ぜひ、Amazonプライムビデオで鑑賞できますし、ぼくは利用できないのですがFODでも鑑賞できるそうですよ。

まぁ、結局はオダギリジョーがカッコいいってところに目を奪われるんですよ。ほんと、魅力がある人って憧れるよなぁ。

ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)


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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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