「良い英語とは」? - MBAランチタイム
こんにちは!今回は、まずMBAプログラムの中身ではなく、MBAのランチタイムでの学びをシェアしたいとおもいます!
MBAプログラムに通っている中で、ランチタイムに得られた貴重な学びについてお話ししたいと思います。それは、「良い英語とは何か?」というテーマでした。
ある日のランチタイム、私たちは学内のカフェテリアで食事をしながら、様々な国籍の友人たちと会話を楽しんでいました。その中で、アメリカ人の友人が、インド人の英語について、「インド人の英語は聞き取りずらいが、クラスメイトの彼女の英語はいい英語だね」と発言しました。
これに対して、ナイジェリア人の友達が、「いい英語ってどういう意味だい?」とアメリカ人の友達に問い詰めていました。このやり取りを見ていると、私は2つのことを学びました。
【1. 友人にも突っ込めることが、グローバルの中では必要なこと】
まず、私たちのナイジェリア人の友人がアメリカ人の友人に対して率直に意見を述べたことが印象的でした。彼の発言は、お互いの意見や価値観に対して、率直に意見を述べており、他の人にどう思われるか?ということを気にして発言していませんでした。
どうしても日本人同士の大人だと、初対面ではあまり突っ込んだ発言できず、気になる発言があっても、流してしまいがちです。
特に自分いむけた発言ではないのに、しっかり自分の価値観を示すことは、本当に尊敬できるなと思いました。
グローバルな環境では、さまざまな国籍や文化の人々が共存しているため、異なる価値観や考え方に対して理解し合い、尊重しあうことが求められます。そのためには、友人にも遠慮せず、突っ込んで意見を交換することが大切ですよね。
【2. 日本人のアメリカ人英語崇拝に、疑問を持つこと、自分の英語に自信を持っていい】
また、アメリカ人の友人の発言は、「良い英語」という概念について考えさせられました。日本では、アメリカ英語やイギリス英語が「正しい英語」とされることが多いですが、それは本当に正しいのでしょうか?
世界には多様な英語のアクセントや方言が存在します。それぞれの国や地域で、独自の英語が形成されており、それぞれに魅力があります。例えば、インド英語やカリブ英語、オーストラリア英語など、多種多様な英語が存在しています。これらの英語は、その土地の歴史や文化が反映されており、それぞれに個性があります。
TEDtalkのChimamandaさんの話でも、ナイジェリアからアメリカに留学した際に、ナイジェリアの母国語は英語にもかかわらず、ルームメイトから、「なんでそんなに英語が上手なの?」と聞かれて、愕然としたという話が紹介されていました。
このランチタイムの会話を通じて、私は「良い英語」とは、必ずしもアメリカ英語やイギリス英語だけではないことを学びました。むしろ、「良い英語」とは、自分の意思を的確に伝えることができ、相手とコミュニケーションが取れる英語であるべきだと思います。
日本人だとどうしても「発音が悪い」というのをアメリカ英語の基準で判断しがちで、発音が悪いと恥ずかしがって、喋れないと謙遜してしまいがちです。
私たち日本人も、アメリカ英語やイギリス英語にこだわりすぎず、自分の英語に自信を持ってよいということを学びました。英語を話す際に、自分のアイデンティティや個性を大切にすることが、グローバルな環境でのコミュニケーションにおいて重要だと感じました。
まとめ:
今回のランチタイムでの学びは、私にとって非常に貴重なものでした。友人にも突っ込めることが、グローバルの中では必要なことであること、そして、「良い英語」とは何かについて考える機会となりました。私たち日本人も、自分の英語に自信を持って、グローバルな環境で活躍していくことが大切だと感じました。
これからも、MBAプログラムでの学びや経験を共有していきたいと思います。興味がありましたら、他記事も読んで頂けると嬉しいです!