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岡本太郎と「ナギサさん」

遅ればせながら、ナギサさんの最終回を見た。

田所さんがナギサさんに正々堂々と自分の考えを伝えに行き、メイがナギサさんに正直に気持ちを伝え、それに応えるように最後はナギサさんから正直が気持ちがこぼれ落ちる。美しい場面だった。

ナギサさんがここまで印象深く思えたのは、最近岡本太郎の「自分の中に毒を持て」という本を読んだのが関係している。

「成功しない人間の方がはるかに充実していける」

「人間は、必ずしも成功することがよろこびであり大事なのではない。闘って、後にくずれる。その絶望と憤りの中に、強烈な人生が彩られることもある」

ほんとうに生きるということは、いつも自分は未熟なんだという前提のもとに平気で生きることだ」

....どこを抜粋しても、体の中からムズムズと行動力を湧き上がらせてくれるような言葉だらけの本だ。

この2つが見事に脳内コラボして、人との真剣なぶつかり合いを密かに求めている自分になっている。

特に職場では忖度や謙遜、諦めの感情が先に働いてしまい、自分のエネルギーをぶつけようと思えることが少ない。あらゆる心理テクニックを駆使してスマートに社内で生き残るか、岡本太郎をリスペクトしてぶつかって行くのかは、状況や人次第で使い分けたいと思う。

二刀流で生きていくための、二刀目を与えてくれた岡本太郎と「ナギサさん」に感謝しつつ、今週の残りも頑張ります。

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