血管拡張性肉芽腫になりました⑦～手術室に入りました。
外来で人気者の先生のおかげで？
13時からの手術予定15時前にやっと
呼ばれ看護師さんに連れられて
手術室に移動します。
はっきりいって、その辺の病室で
手術するのかなと思っていました。
ところが、通されたのは本気の手術室。
2.3㎜の腫瘍をとるだけなのにすみません。
手術室の看護師さんかお医者さんに
引き渡されて更衣室へ案内されました。
下にはいていたジーンズはそのままで
OKでしたが、上は手術着に着替えます。
着替えたら、手術室に入ります。
手術室に入るのは生まれて初めてです。
ドラマでしか見たことのない世界。
本当にこんな場所があるんだなぁ。
手術室に入ると、手術台に寝るように
言われて、私の場合は右後頭部なので
左側を下にして寝ころびます。
その時に足がしびれないように、
又の間に低反発のクッションを
はさんでくれました。確かに楽です。
そして、心電図のシールを体にペタペタ
はりつけられ、自動ではかる血圧計を
腕に巻きつけられ、体の酸素をはかる
クリップを指につけてもらいます。
主治医の先生が手術室に入ってきました。
先生さっき外来終わったばかりで
お昼ごはん食べていないかも。
お医者さんは大変なお仕事ですね。
私はごはんを食べないと働けません。
頭なので、腫瘍のまわりの髪の毛を
剃るのかなと覚悟を決めていましたが、
「腫瘍のまわりをかきわけて何個か
三つ編みをして腫瘍をとるので
剃らなくて大丈夫だから安心して」
とのことで、助手の先生や、看護師さんに
「俺下手だからみんなで三つ編みして！」
と指示をしていました。４人ぐらいで
レゲエのような小さい三つ編みを
6個ぐらい編んでくれていたみたいです。
三つ編みし終わると体に毛布をかけられて、
手術用の布を頭からすっぽりかけられます。
手術する部分のみ開いているようです。
そして、腫瘍のまわりに麻酔の注射を
打ちます。痛いかもしれないけどと、
言っていたけど、ただチクっとするぐらい。
麻酔が効くまで、手術室では音楽が
かけれますが何か希望はありますか？
え、そんな急に言われても。
とくにありません！と答えました。
ではこちらで選んだものをかけますね。
よろしくお願いします。
音楽とか聞いてる余裕あるのかな。
手術が怖いというか、待ちくたびれて
なんだか眠い。昼寝していいですか？
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