介護施設での疑問、困りごとを解決!ドクターメイトの「日中医療相談」
こんにちは、note編集部の山本です!
ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、日中医療相談、夜間のオンコール代行サービスのほか、介護スタッフ向けの教育支援ツールを提供している会社です。
今日は創業当時からのサービス「日中医療相談」について、詳しくお伝えしたいと思います。
医師に直接相談できる「日中医療相談」
全診療科に対応し、返答は24時間以内!
ドクターメイトの「日中医療相談」は、介護施設での医療的な疑問や困りごとについて医師に直接相談ができるサービスです。
相談の方法はチャット形式。専用アプリを通じて相談を投稿すると24時間以内に医師からのアドバイスが届きます。全診療科に対応しているため、どのような症状についても気軽に相談ができ、施設のスタッフであれば誰でも何度でも利用できます。
また、相談内容と回答をレポートとして受け取れるので、施設内での情報共有も非常にスムーズです。
介護現場の課題から生まれたサービス
医療の手が届きにくい現状
創業ストーリーでもご紹介しましたが、弊社代表の青柳は皮膚科医です。勤務医時代に病院での診察にあたる中で、介護現場には医療の手が届きにくい現状があることに気づきました。
そのことがきっかけとなり自ら起業することとなるのですが、事業を立ち上げる過程で青柳が感じたのは、介護施設が病院化しているという現実でした。
急速な高齢化の影響もあって、医療費は急増しています。国の医療費削減の方針に従い、病院は入院患者を早期に退院させるようになりました。その結果、本来ならばまだ入院しているはずの高齢者が介護施設で生活するケースが増えています。
しかし、生活の場である介護施設では医療従事者の配置が十分ではありません。限られたリソースの中で、介護現場は24時間365日、医療的なニーズにも応えなくてはならなくなりました。
人手不足の中、スタッフにかかる負担は膨大
介護現場は医療にまつわる大きな負担を抱えています。例えば入居者様が急に発熱してしまった時。医師にすぐ相談できる病院とは違い、医師のいない介護施設では施設の看護師がすべて判断して対応しなければなりません。
こうした心理的な負担が原因で、離職してしまう看護師もいます。そして、医療知識の少ない介護職員であればなおさら、どんなケアが正しいんだろう?と不安を抱えることになります。
連携医の往診がある場合でも、その頻度は週に1回程度で、すぐに相談できる環境にはありません。医師がいないなら病院に行けばいいかというとそうではなく、実は都度の受診も難しい現実があります。
通院する場合は、看護師や介護職員などの施設スタッフが受診介助のために半日ほど施設をあけなければならないことも多く、人手が不足している現場にとっては大きな業務負担となってしまうためです。
こうした介護現場の課題に向けて、ドクターメイトの「日中医療相談」サービスは誕生しました。
医師がそばにいる「安心感」3つのポイント
Point ①迷ったらすぐ相談できる
施設看護師が判断に迷った際は、医師にすぐ相談できるので「すべて自分で判断しなければならない」という心理的な負担が軽減します。また、受診すべきか悩むタイミングでその要否についてもアドバイスを受けられるので、通院の負担軽減にも繋がります。
ある導入施設様では精神科で50%以上、皮膚科では70%以上もの受診削減を実現しました! 受診回数が適正化されることで通院の負担が減るだけでなく、医療費の抑制にも寄与しています。
Point ② 何度でも質問できる
一度アドバイスして終わりではなく何度でも相談可能なことから、経過を含めてフォローを受けることができます。そのため重症化予防もでき、スタッフの安心感にもつながっています。導入施設様の中には「まずはドクターメイトに聞いてみよう」が合言葉になっているところもあります!
Point ③ 手間が減らせる
相談内容をレポートとして受け取れるため、入居者様のご家族や主治医への情報共有にかかる説明や資料作成の工数を削減できます。さらに医師のアドバイスをもとに対応することは、入居者様のご家族にとっても安心感に繋がり、施設への信頼感も醸成されます。
持続可能な介護の仕組みのために
思いは変えず、よりよいサービスへと進化
ドクターメイトの「日中医療相談」についてご紹介しました。「日中医療相談」は創業当時から続くサービスですが、その形は進化を続けています。
例えば薬の処方に関してです。ご相談いただく中で「薬の処方までしてほしい!」とのご要望をいただいていたものの、日中医療相談は「診療」ではないため、薬の処方を行うことはできませんでした。
そこで、現在では多くのご要望があった皮膚科のオンライン診療をサポートするサービスを開始しました!
これにより日中医療相談で経過をみていた入居者様の受診が必要になった場合にも、シームレスに診療につなげることができます。
また、施設内で診察と処方を受けられることで病院まで行く必要がなくなり、より一層、通院負担を軽減できるようになりました。
これからも創業の想いを変わらずに持ち続け、持続可能な介護の仕組みを創ることを目指して医療と介護をつないでいくことにチャレンジしていきます。