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医師が作った「ドクターメイト」創業ストーリー

はじめまして。ドクターメイトです。

みなさんはじめまして!この度、noteを開設いたしましたドクターメイト株式会社です。
ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、日中医療相談夜間のオンコール代行サービスのほか、介護スタッフ向けの教育支援ツールを提供している会社です。 初投稿となる今回はまず自己紹介を兼ねて、私たちがどのような会社なのか、どんな思いで何をしているのか、お伝えしたいと思います。
「ドクターメイト」の代表は現役の医師。医師がどんなビジネスを始めたのか、そもそもなぜ起業しようと思ったのか??創業に至るまでのストーリーをまとめました。

医療と介護をつなぐ!起業のはじまり

医療現場での「なぜ?」が発端

代表青柳は皮膚科の医師として大学病院に勤務していました。当時、起業の意志などまったくなかったといいます。しかし、介護施設から来られる方々を診察する中で「なぜ?」と疑問を持ったことが起業を志すきっかけとなりました。患者さんの中には「こんな状態になるまで受診しなかったの?」と思うほど重症化した方や、逆に「この程度の軽傷で?」という方が多く見られました。 介護施設にはお医者さんがいるはずなのに、適切な診断がされていないのか?また施設によっても対応がバラバラなのはどうしてだろう……。こうした疑問が沸き上がり「これは不思議で仕方がない!介護の現場はどうなっているのだろう??」と、居ても立っても居られず、ある施設を見学させてもらうことになりました。

想像と全然違った!介護現場の現状

体験することで、さまざまな課題に気づく

そこで初めて体験した介護の現場は「想像と全然違っていた!」といいます。伺った先でまず気付いたのは、介護施設に提携している医師はいるものの常駐はしていないということ。医師はおよそ週1回、半日程度の訪問を行います。しかしそれだけでは、すべてのご利用者への診察が十分とは言えません。また、スタッフも医療的な相談ができず困っているという現状が見えてきました。ここで初めて、診療をする中で抱いていた疑問について納得がいきました。適切なタイミングで受診できないのは、施設では医師の診察が不十分だから。原因は医師やスタッフの怠慢ではなく、そもそも「介護の現場に医療が寄り添う仕組みがない」という理由に他ならないと実感したのです。

医療と介護をつなぐことはできないか?

問題山積みの医療介護業界

日々感じている課題と、その要因に気付いてしまった青柳。その解決策を探るべきか、これまで通り医師としての務めを続けるべきか、葛藤があったといいます。高齢化社会が急激に進む日本において、介護、医療の問題はまさに山積みです。例えば、介護施設で働く職員は、常に人材不足です。人手が足りなければご利用者に対して十分なケアが行えず、そのことが原因で治療の遅れや重症化につながる…。介護の現場を知れば知るほど、多角的な課題や悪循環が見えてきました。それらの課題を解決するには、医療と介護の連携を強化することが不可欠です。さらにオンラインを活用することで、より身近により手軽に提供できるサービスを!と、ついに起業を決意しました。

オンラインサービスを主軸にドクターメイト誕生!

ニーズはある!しかし売り上げに結びつかない

2017年12月、オンラインでの医療相談サービスを主軸に、ドクターメイトは立ち上がりました。しかし事業が順調に滑り出したかというと…そうではありませんでした。現場でのニーズは非常に高いものの、新しすぎる事業内容に戸惑われる介護施設がほとんど。契約まで行きつくことなく、売り上げには結びつかなかったのです。以後、試行錯誤を繰り返し、価格を変えたり対象顧客を変えてみたり…「これなら売れるだろう!」と方針転換すること実に9回!日中医療相談夜間のオンコール代行サービス介護スタッフ向けの教育支援ツールという現在の事業内容に落ち着くまで、右往左往の迷走劇がありました。この辺りのお話はとても長くて書き切れませんので、またいつかの機会にご紹介いたします!

超高齢化社会へ向けて

ドクターメイトのこれから…

国民の5人に1人が後期高齢者になると言われる2025年。その到来は、もう目前です。介護の現場では、相変わらずネガティブな課題が絶えることがありません。それでも介護医療業界のよりよい未来のため、ドクターメイトの事業を推進していくことに大きな意義があると思っています。「ドクターメイト」という社名には、医師は友達であり仲間、困ったらいつでも医師に相談して解決して欲しいという願いが込められています。ドクターメイトは、創業からの変わらぬ思いを大切に、使命感を持って大きな社会問題に立ち向かって行こう!という人たちが集まる会社です。

note初投稿となる今回、「ドクターメイト」の創業ストーリーをお届けしました。弊社の業務について少しでもご興味、ご関心を持っていただけたら幸いです。今後も、noteを通してさまざまな情報をお伝えしていきます。次回もどうぞお楽しみに!