見出し画像

フリマアプリで怒られた話

人間関係において(特に仕事上では)、『相手目線で考えてアクションする』ということが非常に重要だと思う。

仕事を依頼したとき、

「納期ございますか?」

と返されるよりも、

「〇〇日までには完了できると思いますが、納期のご希望ございますか?」

と言われる方が、全体像を俯瞰していて、相手目線な印象を受けます。一言で変わるもの。


サイバーエージェントの藤田さんも似たようなことを話しています。

チームでのミーティングの場でも、口酸っぱく「相手の靴を履こう」と伝えているつもりです。


で、ここから恥ずかしい話なんですが、

先日、家にあってほとんど使っていないガジェットをせっかくなら売ろうと思い立ち、フリマアプリで出品しました。全て売れ、ある商品の購入者とやり取りをしていたところ、、

「本日中に発送します。」

「先ほど発送いたしました。明日到着予定でございます。」

「先ほど到着しておりました。お手隙の際にご確認くださいませ。」

と、何か変化があるたびに、なるべく早く購入者に通知していました。即レス、即返信は相手目線であり正義だと、、


すると、

「配達完了の通知は出品者には届かないとおもうんですが、、」

「この商品は本当に正規品ですか?」

となぜか不審に思われてしまったのです。


商品は綺麗な状態で、動作も問題ないのに、なぜそう思ったのか。

いろいろ深く聞いてみると、

「商品が到着してすぐあの(到着完了の)メッセージが届くと、仕事で家にいなかったので急かされているように感じた。」

「出品者が取引完了を急かしている場合、商品に何かしら問題があり、早く終わらせたいように思った。」

とのこと。


た、し、か、に。
こちらとしては、良かれと思って極力早い対応を心がけていたのですが、相手からすると不審の種になると。

(その後しっかり謝罪し、商品に不具合がないことも説明して高評価をいただきました、、)

手土産や飲み会の接待でも同じようなことありますよね。
日頃発信していてできているつもりでも、意外と自分もできていなかった分かりやすいケースでした。

本当の意味で、相手の靴を履くことは、思ってるよりむずかしいなと、フリマアプリから学ばされた話でした。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?