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セブンの全国宅配ピザ参入からわかる事業開発

kelvinです。

話題のこのニュース↓

要は、コンビニ大手チェーンのセブンイレブンが、宅配ピザ業界に参入すると。今セブンNOWのような宅配アプリを使ってミニマムにスタートしているところに、コンビニの商品だけでなくピザを分かりやすい旗として掲げよう、という話ですね。

まあこれはこれでおーって感じで終わるんですが、これに対するドミノピザCEOの意見が面白くて本題です。

これ↓

歓迎します。実は、私は、このチャンスを最大限活用したいと思っているんです。セブンのような大手コンビニチェーンが、こういった形で宅配ピザの拡大を検討していることは、とても健全なことです。

そうすることによって、ピザがお客様にとって親しみのある「普段食」になるからです。かつてピザは、クリスマスや誕生日、ゴールデンウィークといったときに食べる「機会食」でした。そこから日常的に食べることになる「普段食」に移行していけるんじゃないか。参入してもらえることの利点は、そこにあると思います。

もちろん、そこからお客様にドミノ・ピザを選んでいただかないといけません。それに関しては、私たちの商品開発がかかっているところですね。

最高ですね。要は

・9割の人がピンチだと捉えることを、当たり前のようにチャンスだと解釈している

宅配ピザ市場は実はまだまだ成熟期には入っておらず、市場を盛り上げてくれると。

・具体的に「機会食」→「普段食」のパラダイムシフトが起きる

・価格競争ではなく、まだまだ商品開発での差別化で勝負する

事業開発の根本が詰まってます。

成熟期に入ったと思われる市場では何かと価格競争になりがちですが(テレビ業界とか特に)、改めて生き残っていく事業はこういう考えが根底にあるんだなーと思います。

ドミノピザたべてきます。

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