見出し画像

#8 博士課程に進学するか迷っているあなたへ|私が決断した時の話

セール中

〜12月31日 14:30


はじめに

 こんにちは!私は現在,博士課程(博士後期課程)に在籍しています.進学を決断したのは何年も前ですが,その過程で迷いや葛藤もありました.
 「博士課程に進むべきかどうか」は,大きな分岐点です.この記事では,私が博士課程への進学を決断するまでの経緯や,その際に考えたこと,感じたことを共有します.今自分のキャリアで迷っている方の参考になれば嬉しいです.

私が博士号の取得を目指した理由

 博士課程に進むことを決断したのは,学部4年生の春でした.博士号を目指した理由は,これといって複雑なものではなく,博士号が欲しいということだけでした.小学校から始まった学業の頂点の資格である博士号に対して感じていた魅力に惹き寄せられました.また,通常学部3年生の終わりから研究室に配属されますが,私の場合は高専で卒業研究を経験していたこともあり,この頃には研究の楽しさも感じ始めていました.研究者としては博士号が一つ大きな資格であることはこれまで先生方の話を聞いて知っていたので,研究者になりたいという夢も,博士号への憧れの一因であったと思います.

決断までの過程

問題点

 それまでは,周囲の人に対して,博士は興味ないと言っていました.その頃の自分はよく,お金がないからと理由を挙げていました.大学に編入学してからは貸与型の奨学金を借りて生活していました.授業料は親が借金をして払ってくれていました.アルバイトは家庭教師や単発バイトをしていましたが,修士課程と博士後期課程の合計5年間をさらにこのような経済状況で過ごすと考えると,気が滅入りました.

問題に対する策

 研究室に配属され,指導教員から博士課程への進学を勧められてから,自分の価値観を見直しました.そこで気づいたことは,本心としては博士号が欲しいと感じていることでした.ここで,自分の本心に気づいたことをきっかけに,都合よくお金がないことを言い訳にしたくないと思うようになりました.しかし,経済的な不安があることに変わりはないため,策を練る必要があります.そこで,以下の4つに目をつけました.

ここから先は

1,032字

セール中
¥200
¥ 100

12月1日 14:30 〜 12月31日 14:30

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?