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レンタルサイクルで佐賀県武雄市を巡る
概要
本ノートでは佐賀県武雄市で1日かけて遊びまくった時のことを記録したものである。大雑把に説明すると、
武雄図書館
武雄神社
宇宙科学館ゆめぎんが
武雄温泉(蓬莱湯)
の順で巡った。このノートは次のように構成される。§1では武雄図書館、§2では武雄神社、§3では宇宙科学館ゆめぎんが(以下ゆめぎんが)、§4で武雄温泉、§5でまとめる。
0. まずは自転車を借りる
佐賀駅8:28発、有田陶器市快速に乗り9:02に武雄温泉駅に到着した。
一般的に観光地を巡るときは公共交通機関を使うことが多い。しかし、今回私は武雄温泉駅でレンタルサイクルを利用することにした。
費用は1000円かかる。保証料のためにさらに1000円渡す必要があるが、自転車返却時に戻ってくる。借りれる自転車はママチャリの他にクロスバイクがあり、電動アシスト付きであることが多い。事務員さんから使い方の注意を受けるのでしっかり聞いておくと良い。
また返却期限がその日の17:00であることに注意しよう。
私はクロスバイクを借りた (Fig.0)。
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1. 武雄図書館
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まずは武雄市図書館 (https://takeo.city-library.jp/) に向かうことにした。
武雄図書館内は2階建であり大きく3つのスペースに分かれおり、本屋、スターバックス、図書館という感じである。図書館の部分では静かに本を読むスペースもあれば、勉強も可能なスペースもあった(2階)(see Fig.2)。
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武雄図書館のとなりには「武雄市子ども図書館」が併設されている。机や階段のスケールが全て小児、子どもサイズである (Fig.3)。
館内にスロープと本棚が設置してある部分があるが、スロープと本棚の高さの差が小さくなるにつれて、年齢の低い子どもたちが読みそうな本が陳列してある。このような工夫があったと素直に感心した。
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2. 武雄神社
武雄神社は武雄市こども図書館のすぐ見える。我々はそこで武雄の大楠を拝むことにした。
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武雄の大楠は写真で見るよりもずっと圧倒される。威圧感ではないけれども厳かな重みがのしかかってくる気がする。もちろん気のせいの可能性もあるが、このような観光というものは理性的に考えるよりも頭空っぽで感じる方が良い時もある。そんな気がする。
さて、次の目的地、佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんがは少し遠い。
3. 佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんが
クロスバイクで20分ほどこけばゆめぎんがに到着する。
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ここは3階建であり、本当にさまざまなブースがある。宇宙と書いてあるものの、取り扱っている科学は物理、化学、生物、地学と幅広いものであった。
子どもから大人まで幅広い年齢層が遊んでいた。大人たちはきっと皆童心に帰っていたのだろう。
特に思い出深いのはプラネタリウムとパラボラ集音遊びのブースである。
プラネタリウムでは春の夜空について解説を受けた。北斗七星がこぐま座の一部であるとか、日没してからすぐはまだ冬の大三角形が見えるとかである。春の大曲線の話は初耳だったので、機会があればノートにまとめる。
パラボラ集音のブースでは親子2人がいた。パラボラの焦点から放たれた音波は相手のパラボラまで到達し、反射して相手のパラボラの焦点に集まる。こう言うわけで焦点同士に人間が立っていれば話し合いができると言う感じだ。もちろん片方が焦点にいなければ相手の声は集まってこないので聞こえない。
子どもは一生懸命パラボラに張り付いて
「ママ!聞こえん!大好き!」
と叫んでいた。
4. 武雄温泉
ゆめぎんがからまず武雄温泉駅に向かい自転車を返却することにする。
§0で述べたように、17:00までに返却しなければならないからである。
武雄温泉駅から武雄温泉は歩いて10~15分程度である。流石に武雄を1日自転車で巡っているので疲労が溜まっている。
赤い楼門をくぐれば温泉が乱立しているので好きなところを選ぶと良い。以前に元湯に行ったことがあったので、今回は蓬莱湯を試した。蓬莱湯は元湯と違い露天風呂がある。元湯は温度が高く設定されており(ぬる湯で43℃)、壁が木製であるため差別化されていると思う。
この日の疲れを清算して、我々は帰路についた。
5. まとめ
武雄でレンタルサイクルを利用するのは、快適に観光する上で有効な手段の1つである。少しお値段はかかるかもしれないが、運動する機会が減った人にとっては良いリフレッシュになる。移動でも観光先でも楽しめるため万人におすすめする。
また、時間が限られているので早朝から行動することが必要である。そのために前日の計画は怠ってはいけない。
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