感染拡大の今だから知っておきたい。ソーシャルディスタンス、マスクの効果 84 原因不明と戦う総合診療医ドクターP 2020年12月10日 16:25 皆さん、こんにちは、ドクターPです。 早速ですが、今回のテーマは写真をみてわかりますか? はい。私達が普段実施している、新型コロナウイルス感染対策の効果についてのお話です。 ソーシャルディスタンスという言葉が定着してきていますが、「人と人との社会的なつながりを断つ」という誤解を招く恐れから、WHOでは「身体的、物理的距離」を意味する「フィジカルディスタンス」に言い換えるよう推奨しています。 写真のような距離をとることで、果たして本当に、コロナ感染予防効果は期待できるのでしょうか? 『2m』が推奨されていますが、その根拠はどこからくるのでしょうか? また、マスクには、以前の動画でご紹介したように、かぜウイルスに対して感染予防効果があるとする、質の高いエビデンスはありませんでした マスクの効果としては、自分が感染した時に周囲に広げてしまうことを防ぐ効果はあっても、他の人からの感染予防効果があるとする十分なエビデンスはないというのが、WHOの当初の見解でしたね。 ただし、これはあくまでインフルエンザや風邪ウイルスのデータがもとになっていました。 コロナの症例が蓄積してきたのですが、コロナに対しても同じなのでしょうか?また、眼鏡などによる目の保護も有効と言われていますが、これも感染予防効果を示すデータはあるのでしょうか? お役にたてれば幸甚です。ドクターP いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #コラム #新型コロナウイルス #コロナ #マスク #新型コロナウイルス対策 #やさしさにふれて #ヘルスケア 84