【甲状腺ホルモン検査】甲状腺悪くないのに、異常があるのはどうして?

皆さん、こんにちは。ドクターPです。


今回は「甲状腺ホルモン」のお話です。


甲状腺ホルモンは、代謝を促進する働きがありますが、たとえると車のエンジンのようなもので、適度にアクセルを踏んでいると車が順調に走るように甲状腺ホルモンが適度に分泌されていると体の各臓器の働きが順調にいきます。



甲状腺ホルモンが過剰(=甲状腺機能亢進)になったり、不足(=甲状腺機能低下)すると症状がでてきますので、疑った時には検査をしますが、こうした甲状腺ホルモンは、体の中でどのように調節されているのでしょうか?



また、体が消耗状態にあるときに甲状腺ホルモンを測定すると、甲状腺は悪くないのに、異常値を示すことがあります。これは、英語で『nonthyroidal illness(ノンサイロイダルイルネス)』と呼ばれますが、一体どんな状態で、どうして起こるのでしょうか?



甲状腺機能の見方について解説します。

いいなと思ったら応援しよう!