ドラム式洗濯乾燥機の外部排水ホースを接続口付近で折り曲げる代わりにエルボ(パナソニック社製)を試してみました
先日洗濯機(パナソニック社製のドラム式洗濯乾燥機)を新調しましたが、設置場所が狭いため、内部排水ホース(複数のメーカーで使用されている名称)を左右どちらに付け替えても、外部排水ホース(複数のメーカーで使用されている名称)を洗濯乾燥機本体の接続口付近で急激に折り曲げる必要があります。
洗濯乾燥機に付属している外部排水ホース(ジャバラ構造)はとても柔軟なので、無理矢理折り曲げればどうにか収まりますが、洗濯機側がL字に成型されている外部排水ホースを探してみたところ、パナソニック社(純正品)やカクダイ社(汎用品)の他、幾つか販売されていることがわかりました。
残念ながら、パナソニック社が製造しているドラム式洗濯乾燥機の接続口の外径が何故か30mmより若干太いため、片端がL字に成型されている純正品や汎用品の外部排水ホース(洗濯機本体の接続口側の内径は30mm)を差し込むことができません。パナソニック社に問い合わせたところ、(同社が販売している真下排水ユニットに同梱されているエルボと同等品であると思われる)下記の部品を試してみるよう回答がありました。
早速 Panasonic Store Plus(パナソニック社が運営する通信販売サイト)からエルボ7とホースバンドを取り寄せてみました。10分ほど作業して、無事にこのエルボを洗濯乾燥機本体の接続口と内径30mmの外部排水ホースの間に挟む(挿入する)ことができました。
(注釈:未使用のまま保管していた日立製(現在は製造されていない乾燥時に熱風を排水口へ逃がす空冷の洗濯乾燥機用、ホースの内径は40mm)の糸くずフィルターボックスを外付けしています。)
エルボ7の洗濯機側の内径は30mmですが、柔軟性のある素材(詳細は不明)でできているため、外形が30mmより若干太い接続口に差し込むことができます。但し、差し込んだ部分が多少膨らむので、いつもより力を入れてホースバンドを拡げ、多少膨らんだ部分までホースバンドを移動させる必要があります。また、エルボ7の排水口側の外径は30mmなので、洗濯乾燥機に付属している内径が30mmより若干太い外部排水ホースに接続すると遊びが大き過ぎます。しっかりと固定するために、内径が30mmの外部排水ホースと入れ替えました。
エルボ7の角度は70~80度しかありませんが、直角(90度)に曲げるより、排水の流れはよさそうです。些末な話題ですが、備忘録として書き留めます。
付記
パナソニック社のカタログに掲載されているエルボ8も、試しに、取り寄せてみました。
上記の図ではほぼ直角(90度)に曲がっているように見えますが、実物の角度は(エルボ7と同様に)70~80度しかありません。
エルボ7(取り寄せた製品のエルボ部分にはエルボ3と刻印されています)の排水口側に内径が30mmの短いパイプが差し込まれ、接着剤で固定されています。無駄な出費でした...
付記
日立の糸くずフィルターボックスは排水ホースの内径が30mmと40mmの商品がありますが、本体は共通です。
排水ホースを本体に接続する部分の外径が40mmなので、内径が30mmの排水ホースを使用している洗濯機用の商品には40mmと30mmを繋ぐ部品(接続ホース・2個)が同梱されています。
尚、この部品は別売りされていません。(部品として取り寄せることはできません。)
洗濯機の排水ホースの内径が40mmから30mmに変わる場合、例えば、安価な下記製品で40mmと30mmを繋げば、糸くずフィルターボックスを再利用することは可能です。