貧すれば鈍する . . . 友好団体・関連企業を含む全ての教団組織を(総裁秘書室を改編(第1秘書室を廃止、第2秘書室を拡大)して設立された)天務院(天一国の中央庁)が統率する新体制(家族・親族も要職に就いているチョン・ウォンジュ(鄭元周)女史が(天務院 副院長兼秘書室長として)韓鶴子総裁(天務院 院長)に代わって組織全体を実質的に支配する独裁体制)への移行は(韓国へ嫁いだ日本人女性を加えても、韓国より日本の教会員数の方が遥かに多い)家庭連合(旧統一教会)の終わりの始まりでしょうか?
尚、お急ぎの方は(Daum Cafe の引用、他で長くなった前置きを端折って)本文へ進んでください。(失脚した後、文筆活動に勤しむユン・ヨンホ氏の新刊「宗教哲学散策」「慈悲の倫理」については末尾へ進んでください。)
The True Mother I Know - A View from Beside the Mother of Heaven
by Mrs. Won Ju Jeong McDevitt (February 6, 2003)
【再掲】家庭連合(旧統一教会)の教会員数
日本と比べ人口が少ない韓国の(アクティブな)教会員数は
3万人(内7千人は韓国へ嫁いだ日本人女性)に留まり、日本と比べ人口が多いアメリカの教会員数も1万人余りではないかと推測されます。また、少し前の記事
でふれた欧州(および中東)広域イベント『咲き誇れ!聖霊降臨祭を真のお母様と共に』(Bloom! Pentecost with True Mother)が開催された会場(ショーパラスト・ミュンヘン)には2,500人以上が集まった(2,500人程度しか集まらなかった)ようですので
欧州と中東を合わせた教会員数も1万人前後ではないかと推測されます。
【アメリカの教会員数】
以前の記事
で紹介したビデオ・プレゼンテーションのスライド資料にニューヨーク州とニュージャージー州で十分の一献金を行う成人(?)の教会員数が掲載されています。
・ニューヨーク州(人口 約19,600,000人)
(131 + 140)÷ 19,600,000 = 0.001383%
・ニュージャージー州(人口 約9,300,000人)
(444 + 100)÷ 9,300,000 = 0.005849%
・平均
(131 + 140 + 444 + 100)÷(19,600,000 + 9,300,000)= 0.002820%
アメリカの人口(約3億3500万人)に 0.002820% をかけると9,447人 . . . 青少年や(年金収入もない)高齢者を加えても、米国内の教会員数は1万人余りではないかと推測されます。
【日本の教会員数】
尚、子沢山で有名な韓鶴子総裁は例外としても、教会員の合計特殊出生率は高いようですので、1980年代には教会員数が2万人足らずに過ぎなかったという伝聞は正しいのかもしれません。
(※ 当初、新しい組織の名称(ハングル)は天武苑および局と解されていましたが、6月11日付の公文で天務院および処であることが判りました。)
週末に公開されたHJ(孝情)グローバルニュースの中で、6月7日に開催された天一国指導者特別集会(@天正宮博物館)と6月8日に開催された神日本牧会者特別集会(@天正宮博物館)に関する報告に先立って、6月6日に開催された家庭連合創立70周年記念式で宣布された組織改編(天一国の中央庁・行政機構である天務院の設立)について、(本音ではなく)建前が報じられています。
https://m.cafe.daum.net/antiuccorruption/b2gc/85
イ・シネ(李信惠)夫人と共に我が世の春を謳歌していたユン・ヨンホ(尹煐鎬)前世界宣教本部・本部長の失脚から1年余りで、チョン・ウォンジュ(鄭元周)女史(前総裁秘書室第2秘書室長)が、(暫定的に第一線から退いた)韓鶴子総裁に代わって、旧統一教会全体を実質的に支配する独裁体制が確立されたようです。
また、従来の総裁秘書室は廃止され、ムン・ヨナ(文妍娥)前総裁秘書室第1秘書室長(韓鶴子総裁の長男である故文孝進(ムン・ヒョジン)氏の二人目の夫人)は閑職(鮮鶴学園理事長)に追いやられたそうです。
ムン・ヨナ(文妍娥)女史と一緒に(嫁として)韓鶴子総裁に付き従う場面の多いムン・フンスク(文薫淑)ユニバーサル・バレエ総監督(韓鶴子総裁の次男である故文興進(ムン・フンジン)氏の夫人(交通事故で死亡した後に結婚))にも、昨年、世界平和女性連合の会長を退任した後は閑職(孝情国際文化財団理事長)しか与えられていないようです。
一つ前の記事
でもふれましたが、一昨年に安倍晋三元首相が銃撃され亡くなられて以降の世論の流れと行政の動きを(中国共産党ではなく日本共産党、他、を中心とする)左派の陰謀であると糾弾する右派の皆さんは、韓国を嫌う一方で、日本を含む世界中の支部組織・友好団体・関連企業が原則として韓国人幹部によって統率され、経典がハングルで書かれている韓国発祥(教祖夫妻は北朝鮮出身)の新興宗教・新宗教である旧統一教会を擁護しています。
嫌韓と旧統一教会支持は何故か両立するようですが、昨年更迭されたユン・ヨンホ夫妻が君臨した前体制の下で旧統一教会を支持した(嫌韓なのに韓流宗教推しの)右派の政治家や論客の皆さんは、(家族・親族も要職に就いている)チョン・ウォンジュ総裁秘書が牛耳る新体制の下でも旧統一教会を擁護し続けるのでしょうか?
尚、近頃、ユン・ヨンホ氏は文筆活動に勤しんでいらっしゃるようです。(紆余曲折の末に鮮文大学の副総長に任命されたとの噂もあります。)
ユン・ヨンホ 著「宗教哲学散策」https://product.kyobobook.co.kr/detail/S000210530604
ユン・ヨンホ 著「慈悲の倫理」https://product.kyobobook.co.kr/detail/S000210531086