今という瞬間が、永遠に支えになる。
一昨日の2023ラストライブ「最後ノ祭」もいい夜でした。
会場の雰囲気で泣けてきました。日々の、言葉にならない想いが歌になる。
それを楽しむみんながいて、涙するみんながいて、そんな空間を作る仲間がいて、場所を構えて待っててくれる人がいる。
思い返すと涙が出そう。
今年も色々なことがありましたね。
みなさんはどうでしたか。まだ晴れない何かもあるかもしれないし
言えずにいる何かを抱えている人はきっと身近にもいるはずで、今にも奪われていく命が世界にはあるんだろうな。
全く呑気なもので、僕には昨年末に結婚した妻がいて、先月産まれた娘との暮らしが始まりました。娘が大きくなるまでに、愛してるよ!と自然に言える人間になりたい。でも正直照れ臭くて言えないよな。
僕は、個人の幸せが人生の目的なら、それは果たしたなぁと言えます。
でもそれを失う怖さを、同時に抱えてしまう脆い自分もいます。
去年もそう思った気がする。
命はいつか死んでしまうから、別れの来ない出逢いはないです。
それでも、出逢いに向かっていく生き方が好きです。
そしてそれでも、笑っているみんなが好きです。
それだから、いくつもの歌が生まれました。
2023年は色々な扉が開きました。
昨年末大晦日のnoteのタイトルは「船出の音」でした。
実際に思いも寄らないたくさんの音が響きました。人生の転機でした。
子供が産まれたこと、レコード契約、初のMV公開、初の北海道ツアー、転職など。
まず妊娠してくれた妻へありがとう!見えない何かへありがとう!
見つけてくれたレコード会社へありがとうございます!
転職先の代表にも大感謝です。
北海道ツアーも同行しました。楽しすぎました。ありがとうございました!
他にもたくさん赴きました。各地旅先で出会った皆様のこと忘れません。また会いに行きます。
そしてついに秋、アルバム全国流通開始。そして初MVも公開。
制作に携わってくれた皆様に本当に本当に感謝です。
どうなっていくかな。売れて欲しい。
夢は大きくGrammy賞。昔馴染みのサポーターのラジオネームが響きます。
やっぱ無理かな!なんて思うことも正直めちゃくちゃあるけど、信じて歩き続けたい。これは冒険だ。
Sain'o Oを地球の歌に。Grammy賞のステージに立つ至上の感動も生みたいし味わいたい。
あまりにも大きい夢と、あまりにもささやかな日常。不安と誇りを行ったり来たり。なんで僕がそれを求めるのかなんてあまりわかっていない。そうなる、と思ったあの日から、その瞬間が来ることだけを信じて歩いてきただけで。
なかなか辿り着かないし、時間はかかるかもしれないけど、おかげさまでここまでの道中が、本当に素晴らしかったです。思い返せば全てのことが。
これからもそうだろうという気がしてます。何もわかっていることなんてないのに。
そして、秋。娘と出逢いました。最上の幸せ。
毎日の輝きが増しました。こんな気持ちになるんですね!
名前はひらがなで「とわ」です。ようこそ!出逢えて嬉しい!
産まれた朝の空は、雲一つなく驚くほど真っ青だったよ。
11月14日。
立ち合い出産で、始終そばにいることができました。
すっごく頑張ってくれた妻の姿に涙が出ました。
妻に最大級の感謝を送ります。心からありがとう。& LOVE(愛してるよ!)。
抱きしめきれないほど抱きしめたい存在がいることの奇跡。
家族っていいな、なんて自分が心から思う日が来たことの不思議。
来年はどんな年にしようかと思い馳せる愉しみ。
感性を磨いて、正直に、音楽をやって生きていきたいです。
ごまかしの効かないステージの上でどんな表現ができるのか
日々の答えがそこに出てしまう生き方が、怖くても好きです。
そこに集まるみんなが好きです。
永遠ではないから
日々、今、この瞬間、が与えてくれるこの気持ちは
僕を永遠に支えてくれるでしょう。
来年もできる限りたくさんの人に再会して
たくさんの人にはじめまして!よろしく!と言います。
家族でたくさん会いに行きます。
来年もよろしくお願いします!!
Keep Rolling Sain'o O.
良いお年を!
2023年12月大晦日 土橋悠宇