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適切な支援のための「自分の感情」との向き合い方

改札で激怒りしてるお母さんを見ながら思いましたの。
人って不測の事態が起こると反射的に怒ってしまうのかもなぁと。

どこぞのお子さんが、改札に入る際に入れた切符を取り忘れたらしいのですよ。そして、お母さんは「なにやっちゃったの💢 どーすんのよ!」的にお怒りになってたみたいなのです。

それを、周りの方は冷ややかに眺めてました。
が、私は人ごとじゃなくて苦しくなりました。

切符使って入ろうとしたのは、きっと子どもに体験させたくてだったんだと思うんです。
先月の遠足で、うちの団体も切符を買って改札に入ることをやってましたから。

切符を使うことが今はほとんどないから、こんなことはほとんど起こらないです。
でも、子どもたちと電車にのる活動をする人は知ってて損はないので、対処の仕方を備忘録として残そうかと。

入れた切符は、しばらく取らないと、機械に吸収されちゃいます。入ったら自分じゃ出せまへん。なので、駅員さんに伝えて出してもらいます。

たったそれだけのことです。

ですが、ここで怒られてしまった子どもは「失敗しちゃった」とか「電車のるのが怖い」などの気持ちを、記憶しちゃいそうです。

大人にしたら、楽しい体験をしてもらいたくてやってるのに、もったいないですよね。

しかし、私も切符の扱いを知らないで、この場面に遭遇していたら、かなりテンパるし不機嫌にはなると思います。

だけど、適切な対処法を知ってると、怒らずに済みます。よくわからないで「???」となってる子どもを支援する手立てを考える余裕ができます。
だから、知っててほしいのです。

また、こうした想定外への出来事への備えは、【怒りは二次感情】というのを知ってることも含まれると思います。

迷子の子が見つかったときに、「どこ行ってたの💢」と怒っちゃうアレです。

本当はホットしてるんですよ。
見つかってよかった、無事でよかった…と。
なのに、居なくなってしまったことが不安で、見つからないで困ってるから、ついつい怒っちゃうんです。

子どもが迷子になったときは、怒りながら探したり待つのではなく、自分の一次感情に意識してみるのをオススメします。これやると、子どもとの再開時の対応が変わるかと…。

今回の切符にしても、怒ってたお母さんは困っただけ、なんだと思うんです。
ここで一次感情にフォーカスできたら、「あれ、困ったねぇ。どうしたらいいかね?」と子どもと一緒に考える対応もできます。

なのでね、とっさのときに子どもを支援できるように、日々の生活で意識されることをオススメしてます。
自分がどんな時に怒ってるのか?ということ自己理解していくと、子どもとのトラブルが激減します。大人とのトラブルも激減しますから。

#まいにち育自  よいですよ^ ^

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