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とりあえずワーママ一年生。 とりあえず毎日限界である

自己紹介
どこにでもゴロゴロいるような普通の30代女性。2022年に第一子を出産。一度の育休延長をしたもののなんとか今年4月に復帰を果たし、どうにかこうにか生きており9月。育児と家族と仕事と、世の中の女性陣が悩みに悩んでいる事柄を私も同じく悩んでいるひとりです。



復帰して半年ほどが経ち少しは余裕ができたからこれを書いている、のではなく少しの余裕もないので『なにこれ!?みんなこんなハードワークを優しい母の顔をしながらやってのけていたの!?世のワーキングマザーたち凄すぎ!私は毎日綱渡りなんですけど!助けてーーー!』って気持ちをぶつけたいと思った次第でございます。


1.送迎問題


まず送り迎えですけど、まぁ間に合わないんですよね。
通勤時間を加味するともう私の勤務形態じゃ無理。それで夫にお願いすることとなったのです。それはそれでありがてぇ環境だと思わねばならないのは分かってはいるのですよ。でもね、私の中の母とはこうあるべきものみたいなのがありまして感じるんです。なんかごめんねっていう罪悪感。
朝、ほとんど顔を合わせる余裕もないままパンを突っ込んで(子どもにじゃないよ、自分に)、間に合うようにギューギュー満員電車に乗ってね。それすら一人の時間だったりしてね。周りに人だらけ、むしろミッチミチに密着してるけどね。

帰りは帰りでこれまた余裕がなくてですね。
重い。重〜いんですよね、荷物と子どもが。どっちかならなんとかなるのですがどっちもとなると帰り道にちょっとアスファルトにめり込んでるんじゃないかってくらい重いのです。夏場なんてプールやら水遊びやらをしてますから濡れたまんまの衣類が入ってるわけです。子どもが遊んだ抜け殻がずっしり重いんですよね。
今日もいちにち楽しく遊んだ証だなぁ、なんて思う余裕ありません。
膝にきます。腰にきます。産後の体に響きます。

歩いたら歩いたでね。まっすぐ歩きませんからね。なんなら道路の真ん中でコロコロして落ち葉を回収しますからね。送迎、みなさんお疲れさまです。


2.保育園の洗礼は子どもだけではない

それから子どもの体調不良。所謂、保育園の洗礼と言われるやつです。
育休のあいだ一度も体調を崩すことがなかったため、『うちの子は丈夫だったりして』と思っていたのが一瞬でガコーンと崩れました。毎月毎月風邪を引いています。

誤算だったのが、保育園の洗礼は子どもだけでは済まないということ。子どもはマスクなんてしませんし、なんなら可愛い声で『ママぁ〜?』と呼び出しておいて顔面にくしゃみやら咳やら浴びせてきます。風邪をすぐもらいますし、下手すると子どもより悪化します。自身が40度の高熱の中、夜泣きで30分ごとに朝まで何度も起こされたときには『育児って命削るんだな』とさえ思いました。


3.時短とかじゃなくてそもそも家事をやりたくない

ズボラなりに家事をしていたものの、育児が加わったことで完全にキャパオーバーになりました。
特に負担に感じているのが毎日のご飯作り。

単に作るだけじゃないんですよね、コレ。


子どもも食べられるメニューかつその季節に出回っている食材で、節約にもなり栄養も採れる。そんなのを頭の中で考えた上で食材を調達し調理し適度な時間帯に提供し、子どもに食べさせながら自分もかき込んで食べる。なんなら食器洗いまで。
特に離乳食の時期なんかは思いましたね。

私って、





全国の母たちが床に落ちた米を拾っているよ。



でも悪いことばかりじゃなかったんです。
そろそろ良い面も書かないと読んでる人に申し訳ないなっていうのもあるんですけども復帰して良かったなと思う場面もありました。


 
1.“すくすく“どころじゃない急成長

月並みですが保育園に入って子どもが成長したなって凄く凄く感じます。小中学校の校訓でしか見かけない『たくましく』っていう言葉がまさにしっくりきます。赤ちゃんだった我が子が本当にたくましくなったなと感じます。

入園前、とにかく場所見知り人見知りが激しくて児童館に行ってもベビーヨガに行ってもギャン泣きし、近づいてきた人々を威嚇していた我が子ですが現在、親の心配をよそに推しの先生や可愛いお友達ができ保育園満喫しているのです。

絶対に絶対に慣らし保育が終わらないタイプだとばかり思っていたのですが保育士さんたちって流石プロ。子ども好きのただの大人たちとはアプローチが全然違います。
今では私たち親が考えている以上に我が子のことを理解していて時々ハッとさせられることもあるほどです。


2.お金だけじゃない何か

一番自分で驚いたのは仕事をしていて少しでも『楽しいかも?』と思える日が出来たことです。
それは多分職場の方が色々と配慮してくれているからなんですけど、育休中って何をするにも子ども優先でした。それが『ママ!ママ!ママ!ウギャーーーン!!』って言われることなく作業ができるようになって、あんなに嫌いで向いてないなと思っていた仕事がちょっと楽しいかもと感じる日がなくもないかな、ぐらいにはなりました。

3.ママの気持ち、わかる!

仕事柄、親御さんを相手に話す機会も多かったのですが今までとはぜ〜んぜん共感する気持ちが違います!
『今3ヶ月?毎月予防接種、大変よね』とか『離乳食始まったくらいかな?大変よね』とか『自分で歩きたい時期よね、大変よね』とか、とにかく大変よね、それ!わかるわかる!!!という気持ちをダダ漏れさせながら仕事をしています。

産前メガネ屋さんに行った際の店員さんが、
『これならお子様が投げたり踏んだりしたとしても壊れませんよ』と教えてくれたことがありました。
一見育児に関係がないと思える職業だったとしても、いろんな視点からみれば役に立つことってきっとあるのではないかなと思います。メガネ屋の店員さんのように私も育児経験を活かせたら、、、と思いますがまだまだ母親初心者ですのであまり気が利かず。お腹ポヨンポヨンの我が子に勉強させていただいています。

なかなか思い描いていた人生とは違いますが、私なりに頑張っておりますし同志のママさんたちのことも応援しています。パパさんだってそれは同じです。

ワーママ一年生、とりあえず戦えるだけ戦ってみようじゃないか!


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