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たったこれだけ?【寄付募集ページ申込率→劇的UP】の施策大公開

みなさん。こんにちは。
昨今Googleアドグランツのお問い合わせが急激に増えており、てんてこ舞いな担当です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

アドグランツといえば、Googleが非営利団体向けに無償で提供する広告プログラムなのですが、なんと1ヶ月に10,000ドルもの広告利用ができる優れもの。これは使わない手はありませんね。
しかも、しっかりと設計や運用に手間をかけてあげることで寄付者さんを集めることができます。

しかしながら有料版のリスティング広告に比べるとどうしても使える機能や配信に一定の制限がかかってしまうこともあり、思ったような運用ができないこともしばしば。
ですから弊社では、アドグランツがある程度軌道に乗ったタイミングで、ぜひ有料版リスティングへの挑戦を強く推奨しています。
利用するご予算としても、月額10-20万円程度の規模で毎月マンスリーの寄付者さんが5、6名集められるくらいのポテンシャルは目指せます。

しかし!
だからと言って、簡単に寄付が集まるなんてことはありません。
何よりも大事な、寄付募集ページの継続的なブラッシュアップしてますか?

今回はそんなお話。
とある団体さんで実際に実施した寄付募集ページの改善データも特別に公開するので、ぜひ最後までお読みください♪

寄付募集ページの継続的な改善

せっせと外部のサイト制作会社さんをあたって、打ち合わせを重ね、なんとか寄付募集ページが完成した。嬉しい!これで寄付が集まる。
なんてことはないんです。

4ヶ月ほど前、とある団体さんから「寄付募集ページが完成しました!」と弊社の方にご共有いただき、早速Google有料リスティングを開始しました。

弊社としては最初にその寄付募集ページを見せていただいた段階で、いくつか潜在的な課題を見つけ、修正した方が良い旨をお伝えしたのですが、「まずは配信してみたい」という強いご要望だったので、しぶしぶスタート(といっても実際に配信してみないとわからないことも多いのが現実。予想を裏切られたなんてことも少なくありません)。

サイトやページというのは完成したことへの喜びが大きく、それまでの苦労を思えば、失敗するなんて考えたくないのは当然です。

しかし、1ヶ月が経過しても寄付が1件も集まらない。
ご予算はどんどん消化されてしまうため、弊社からのお願いで緊急停止。

その時の結果がこちら

広告配信ご予算:150,000円
広告クリック数:588(クリック単価:255円)
寄付フォーム遷移:7件(フォーム単価:21,428円)
寄付フォーム遷移率:1%
寄付完了:0件

広告のクリック的には平均的な水準、しかし寄付フォームへの遷移があまりに少ない。15万円も配信して、たったの7件しかフォームへ遷移していませんでした。
そこで、2週間かけて寄付募集ページの改善を実施。

改善後の結果がこちら

広告配信ご予算:150,000円
広告クリック数:572(クリック単価:262円)
寄付フォーム遷移:24件(フォーム単価:6,194円)
寄付フォーム遷移率:4%
寄付完了:3件(寄付完了単価:50,000円)

クリック単価こそやや悪くなってしまいましたが(時期的な要因の可能性)、寄付フォームへの遷移数がなんと3倍以上改善し、結果的に3件のご寄付申込がありました。
個人的にはもう少し寄付完了まで進んでいただきたかったのですが、それはこれから改善していきたいと思っています。

しかし特に注目いただきたいのが、「寄付フォーム遷移率」です。改善前から3ポイントの上昇が見られます。結果的にフォーム単価も三分の一ほどに下がっています。
弊社の目標としてはこれを10%に近づけること。そうすることで自ずと寄付完了件数への貢献にもなります。
優れた寄付募集ページでは10%を超えることも珍しくありません。

何を改善したの?

この団体さんは子どもの貧困支援をされているのですが、まず弊社が注目したのが、寄付募集ページにアクセスした直後に目に入るファーストビュー部分(サイトの顔とも言われる大事な部分です)

主に変更した箇所はこちら

①メインビジュアルの変更

笑顔の子どものお写真でしたが、とある表情のお写真へ変更

②メインキャッチコピーの変更

団体さんのミッションやビジョンのような表現を、とある表現に変更

③寄付ボタン上のテキスト変更

団体への応援を呼びかける文言を、とある具体的な表現に変更

この3つ。たったこれだけです。
ポイントは、共感ストーリー、それから寄付者の立場になること。

"答え"は無料相談会にて

もったいぶってしまい大変恐れ多いのですが、これって団体さんや向き合っている社会課題、伝えたいメッセージや今の社会的トレンドによってその"答え"は千差万別なんです。
ある表現によって広告効果が劇的に変わることもあれば、それが合わない団体さんも往々にして存在します。

ですから、その答えを弊社としても導き出すために、何度も何度もお打ち合わせを繰り返し、団体さんを理解し、課題を理解し、少しづつ少しづつ改善を行なっていきます。
今回の団体さんの場合、寄付フォーム遷移までの流れは改善しましたが、まだまだ余地は多く、やるべきことは豊富に存在します。

『寄付募集ページ改善に終わりなし』

制作したまま放置。なんてことはないですか?
最近寄付が集まりにくくなった。なんてことはないでしょうか。

ぜひまずは弊社に、貴団体のページを見せてください。
きっと最低でも10個は、改善ポイントが見つかるはずです。その自信があります。

それでは!お話できることを楽しみにしています。


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