【読んでみた】20代会社員が読み解く「放っておく力」
筆者は枡野 俊明さん。
調べてみると住職で庭園デザイナーで、ハーバード大学で講演をしたことのあるというなんともすごいお方。さらに2003年には外務大臣表彰受賞も受賞している日本の宝のような方でした。
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こんなすごい方が書いているとも知らず読み始めた私は、最初の表紙からかなり感情を動かされました。
→「もっとドライでいい」99の理由
この文言を見た時、自分が間違っていたのかと考えさせられました。
この本の要点は5つ
その中でも20代ビジネスマンの私が注目したのは2つ
1、1章のむやみに関わらない
2、3章のやたらに反応しない
まず「むやみに関わらない」とはどのようなことか。
最初に共感したのは、家族でさえ完全には分かり合えない関係であるということ。
血は水よりも濃し。という言葉がありますが、実際のところ家族でさえも本当のところで何を考えているのかわかりません。
みなさんもそんな経験はあるのではないでしょうか。
私も小さな頃から親に何を考えているかわからないと言われたことがあります。
今考えてみると、当然でしょう。親でさえ自分の頭を覗くことはできないのですから。もちろん相手の気持ちを考えることはとても良いことでしょう。
しかし、本当の意味で相手のことを理解していると勘違いするのは良くないことです。想像とは違う行動を相手がとった時、それは必ずあなたの気持ちを大きく揺さぶるでしょう。
そんなことなら初めから、親でさえも分かり合えない中であるということを思っていれば、気持ちが楽にすみます。
相手も気持ちが分からないのであればむやみに関わり相手を変えようとしても無駄なのです。
むしろあなたにはもっと他にやることがあると思います。
2、やたら反応しない
これは無意識下でみなさんもやってしまっていることです。
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