横断組織におけるPdM業務のあれこれ<プラットフォームを意識する企画とは>
こんにちは、アルファ室 プロダクトマネージャー/プランナーの石田です。
今回は、わたしが入社してから担当している案件のご紹介です。
1.プラットフォームを意識した企画立案
DMMでは60以上の事業が連携しており、その中でPdMがどのように活躍するのかを紹介します。
わたしたちアルファ室は「横断組織」として4つのミッションがありますが
その中の
というミッションを意識して、登録やログインに関する企画を考えてみました。
DMMのほとんどのサービスを利用する際は、「DMMアカウント」の登録・ログインが必要になります。購入やお気に入りなどアクションを起こそうとする際に必ず発生する接触ポイントです(多くのサービスが共通の画面を使っています。)
個別事業やサービスの改善に留まらない改善活動です。
2.どうやって進めたか
入社して間もない状況でしたが、まずは何をやるか具体化するために以下の4つのステップでシンプルに進めてみました。
まずは定量データを確認
VoCやXなどの発信からユーザーの声を確認
分析
定量と定性の両軸でペインポイントを理解する
課題抽出
企画設計
体験コンセプトを言語化
KPI設計
改善範囲と具体的な改善案
こう書くと、スムーズに進んだ感がありますが
実際は、データを取り出すことがとても困難でした。
データを取り出す・また横並びで分析できる状況を作ることも1つの課題として実行プランに含めました。
KPI設計は、会員登録率の向上にとどまらず、新規における売上貢献を目指して描きました。
3.ユーザービリティテストの実施
また、企画を進めていくにあたり、画面構成やデザインについて
様々な意見がでました。
開発要件の確定の前に、ユーザービリティテストを実施してみようと考えました。特に、サービス数も多くステークホルダーも多い中で、意思決定するためには、必要な情報になると想定したからです。
テストに実施については、12/4の以下のイベントで共有するので興味がある方はぜひ!オンライン参加ください。イベント後は発表資料をこちらで共有いたします。
ライトニングトーク終了しました!久々の発表機会にかなり緊張してしまいました。こちら、資料アップしておりますのでぜひご覧ください😊
4.結果について
今年の8月末に、会員登録とログイン画面については改善リリース済みになってますので、気になる方は操作していただけたら嬉しいです!
リリース後、登録率は向上し、成果に繋がる一歩を踏めたと感じています。
(データ取得・分析は、現在もデータ戦略部に協力してもらいながら、進行中です)
ユーザービリティテストやインタビューで得た気づきや
他社の画面を分析し、以下こだわって改善した点です。
5.おわりに
60事業以上の使いやすいUIを作る改善への挑戦は、まだまだ続きます。
次は、リリース後のユーザーの操作観察やインタビュー、またA/Bテストも計画し進めているので、随時レポートしていきます💪
現在アルファ室でいっしょに働く仲間を募集しています・・!
この記事を読んで、興味を少しでもお持ちになられたら気軽にお話ししてみませんか。
アルファ室では、60事業以上を展開するDMMにおいて、ユーザーの声を元にした改善を企画・開発することに挑戦ができます。