東京理科大学 主催のハッカソンの活動場所になりました。
DMM.make AKIBAは2014年にオープンし、今年11月に6周年を迎えました。
これまでスタートアップやクリエイターの開発拠点、企業のサテライトオフィス、マッチングや実証実験の場など、様々な目的でご利用いただいてきました。
先日は東京理科大学 主催のハッカソン「アフターコロナを考えるハッカソン」の開発環境としてご利用いただきました。
今回開催されたのは、新型コロナウイルスが収束した「アフターコロナ」の世界を想定して新たな社会問題を発掘・解決することを目的に「アフターコロナにおけるヘルスケアプロダクト」をテーマとしたハッカソンです。
文部科学省「次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)」の一環として開催され、東京理科大学、早稲田大学、多摩美術大学などから40名の学生が参加しました。
5月に開催された「フェーズ1」ではアフターコロナの世界で想定される社会問題についてオンラインで議論されました。
参加した学生が7組に分かれてグループディスカッションを行った後、チームごとにプレゼンテーションを行い、「発展性」「課題性」「新奇性」を基準に、学生同士が自チーム以外に投票する形式で審査が行われました。
最優秀賞に輝いたのは、東京理科大学、早稲田大学、山形大学の学生で構成されたチームで、設定課題は「コロナショックでの鬱や不眠、不安を緩和するためのプラスとマイナスのトータルでの感情面の自己マネジメントの仕組み」でした。
「フェーズ2」では選抜された32名の学生が8組に分かれて約1ヶ月開発・発表準備を行い、11月14日(土)に開催された最終発表会でそれぞれのプロダクトについてプレゼンテーションを行いました。
様々な大学の学生が参加していることや、大学ではあまり使用しない工作機械にもチャレンジして欲しいということ、テックスタッフ(技術スタッフ)から機材のレクチャーを受けられることから、1ヶ月間の活動場所にDMM.make AKIBAをご利用いただきました。
DMM.make AKIBAで利用できる機材、テックスタッフについてはこちらからご覧ください。
最終発表会では、アフターコロナの時代に予想される様々な課題にフォーカスした、心や身体のヘルスケアプロダクトが発表されました。
スポンサー企業と教員の方々による審査の結果、マスクに取り付ける小型呼気センサーによって収集したデータをリアルタイムで分析して体調変化を可視化する「bitMask」を提案したチームが最優秀賞を受賞しました。
惜しくも受賞を逃したチームも、メンタルヘルスや運動、エンターテインメントなど創意工夫に富んだプロダクトを発表していました。
審査員の方々からも、初対面のメンバーかつ短期間での製作ながら、完成度、着眼点が素晴らしかったとのコメントがありました。
DMM.make AKIBAが少しでも学生の皆さんの製作活動の手助けになっていれば嬉しいです。
「フェーズ2」の詳しい内容はこちらからご覧ください。
DMM.make AKIBAは、これまでにも京都芸術大学や開志専門職大学のイノベーションスペースをプロデュースしたり、iU(情報経営イノベーション専門職大学)や「東大IPC 1stRound」と連携するなど、学生のモノづくりとチャレンジを応援してきました。
さらに、学生を含む活動初期のスタートアップやクリエイターを支援するインセプションプログラム「スタートライン」を通じて学生スタートアップやクリエイターの活動を支援しています。
DMM.make AKIBAは今後も教育機関等との連携を広げ学生の支援をして参ります。連携や利用について、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
さいごに。
本格的な工作機械を多数ご用意しています。ご利用できる機材やプランについてなど、お気軽にお問い合わせください。
無料施設見学ツアーを開催しています。ぜひご参加ください。
また、公式noteではマガジン「STARTUPS」「MAKERS」にて会員の皆さまの投稿を読むことができます。ぜひこちらもご覧ください。