小売の変貌スピード

たまに行く近所のWhole Foodsの変貌ぶりが記事になってて驚いた。最後に行ったのは2−3ヶ月前だったと思うけど、その間にガラッと変わってしまったようだ。

ここ何年かは大型チェーン店のチャプター11の話とか、店舗数の縮小の話とかも含めてリテールにとってはまさに変革の真っ只中と行ったところだろう。聞いた話だと、ショッピングモールなども、出店している店舗がすごいスピードで撤退しており、デベロッパーやショッピングモール開発に資金提供している金融とかも大きな打撃を受けそうな状態になりつつあり、それを契機にクラッシュが起こるかもしれないと考えている人もいるという。

倉庫のように変身したとあるが、倉庫型の店舗であるCostcoやSam's clubも変わってきているようだ。ちょっと前の情報だが、walmart配下のsam's clubも63もの店舗を閉め、ecommerceの配送拠点に鞍替えしたと報じている。ラスト1マイルの配送網さえ整えば、店舗自体必要性が本当になくなってしまうのかもしれない。一方でMillennial世代などでも、いまだにお店で買い物をしたいという層が相当数いるらしいが、これはアパレルやコスメなどのファッション系に寄っている。効率化と情緒とによって、店舗の存在意義が変わって来るんだろう。

何れにしても、これから5年以内にこの業界は今までとは全く違った景色になることは間違いなさそうだが、覇権争いや新しいテクノロジーに関してしばらく面白いものが見れそうだ。

http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00155/052900017/?P=1

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