遊ぶときも本気で遊ぶ
僕は、人生を楽しみ尽くしたいと決めています。ありがたいことに今も奥さんと、仕事仲間と、友達と、毎日幸せに生きていますが、そうは言っても今後の人生において予想もしていない理不尽なことも多々起こるでしょう。
ただ、仕事も、仕事以外のプライベートも、どんな時も【遊び】と思って楽しんでいます。
そして大事なことは、【遊びだからと言って中途半端にしない】ことを、タモリさんから学びました。
▼ タモリさんの名言
タモリさんの名言と言われている言葉に以下のようなものがあります。
・真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!
・仕事に遅刻してくるやつは許せるが、遊びに遅れてくるやつは許せない
一見すると何故怒られているのかわからないような気がしますが、これは、「仕事よりも趣味の方が絶対に楽しいはずで、楽しい趣味に真剣になれない人が楽しくない仕事に真剣になれるはずがない」という思いが込められています。
タモリさんは生粋のエンターテイナーであり、趣味も多岐にわたる方です。テレビの仕事においても生放送で予測不能な失敗が起こることを期待していたそうです。
もちろんタモリさんの仕事がそういった種類のものだからという理由もあります。例えば、ミクロ単位の繊細な作業を求められて、人の命が懸かっている脳外科医、心臓外科医などでは少しのミスも許されないでしょう。
一発レッドカードのような致命的なミスでさえなければ、仕事においては失敗やハプニング等が起きた際にどのように対処するかと遊び心を持ちつつ、プライベートである遊びに対しても厳密で真剣に取り組むのが大事です。
▼ 遊びこそ連絡もすぐ返す
遊びに厳密、真剣とはどういうことでしょうか?
20代頃の話ですが、無計画で遊んだり、仕事優先で遊びの連絡を後回しにしていたら、タモリさんの言葉と同じような内容で先輩に怒られたことがあります。
「仕事が忙しいから」等と仕事を言い訳にして遊ぶ連絡を疎かにしていたのですが、結局は先輩との遊びの計画が立たずに、宿やお店の予約が困難になり迷惑をかけてしまいました。
仕事以外のプライベートも、というか遊びだからこそ楽しみに待っている人がいるのです。
これは「仕事よりも遊びを優先する」ということではありません。もちろん仕事は大事ですし優先するのですが、だからと言ってプライベートを疎かにしてはいけないということです。
▼ 全力を尽くすからこそおもしろい
何事もそうですが、熱中、没頭するほど全力で取り組むからこそおもしろいです。スポーツ、ゲーム、部活、体育祭、文化祭、音楽ライブなど、「あいつら何ホンキになってんの?」と醒めた目線で見てる人は結局『なんかおもしろくないなー』と思っていますし、逆に「よくわからないけどやってみよう!」と本気になるからこそドンドン楽しくなってきます。
他人事として評論家のように分析したり解釈するか、自分事として「どうすればよりおもしろいか?良くなるか?」と遊び心と真剣さを持つと解釈するかという、解釈の違いです。
前回、『考え方を変える』という記事で、『考え方を変えることは解釈を変えること』と記載しました。
プライベートで遊ぶときも、「何かよくわからないけど良い意味でおもしろいな」と思える人達と一緒に遊んだり、その中で「どうすればもっとおもしろくなるだろうか?」と自分事として一緒に BBQとか旅行とか企画することで、遊びも全力で楽しめるようになってきて、人生楽しくなってくるのでオススメです。