「労働2.0」から学ぶ
最近読んだ本で、中田敦彦さんの「労働2.0」がおもしろかったので紹介します。今の時代における「働く」ことや「稼ぐ」ことを考えたときに、具体的にどういったことを重視していくと良いかという本だと僕は思いました。
▼ 資本主義社会とは
かなり広い話になりますが、現代の日本は「資本主義」という社会形態のため、お金を出している、つまり出資している【資本家】が1番自由で偉いということを、まずは理解しようと記載されています。
日常生活で言うと、「あの上司は言うことがコロコロ変わるからダメだ」とか、「いろいろ人に指図されたくない」と思っても、自分がお金を出していない雇われの【労働者】である時点で、世の中の仕組み的に仕方が無いということです。
そのため、もし「人に指図されたくない」とか「自分の考えを通したい」と思うのであれば、「経営者思考を持とう」ということです。
▼ 経営者思考をもつ
ですが、日本では「経営者になろう」という考えを持つ人は少ないですし、そういった教育がなされていないことを指摘しています。
映画やドラマにおいても、アメリカではアイアンマンなど主人公であるヒーローは社長ですが、日本の映画やドラマの主人公は警察や検察官や医者などが多く、経営者や社長というとどちらかと言うとお金を荒稼ぎしている悪いイメージが強いです。
時代の流れ的にも、会社勤めしながらでも副業なりなんなり「自分が人を雇う側に立つ」ことをオススメしています。
今やりたいことができているとしても、この本では「やり甲斐」と「稼ぐ」ことの両立を推奨していて、何か始めた方が良いと言っています。
▼ 何でもいいから動いてみよう
そのためには、最初は素人でも、とにかく動くことが重要だということです。
これらはとにかく人と話して指摘を受ける。既に先陣を切って上手くいっているから尊敬して学ぶだけではなく、自分が嫌いだったり苦手意識を持っていることも出来る人を尊敬して学ぶ。
恥をかくかもしれないけど、背中を押してくれる人もいるから、勇気を出して動こうと、この本を読んで僕思いました。
※ 参照
労働2.0 やりたいことして、食べていく