しぶとさを見習いたい。
こんにちは。
ニュースを見ていて驚いた記事があります。
一言で言うと食べられても死なず、しかもお尻から逃げる虫が見つかったようです。
この引用記事の虫の名前はマメガムシです。日本の田畑にいる地域によっては一般的な虫だそうです。今だとゲンゴロウより身近なのかもしれません。
この虫の天敵はカエルのようですが、カエルは歯を持たないためこのマメガムシを丸呑みします。飲み込まれたマメガムシはどうやら消化されぬよう自らの力でお尻を目指すようです。動画ではカエルのお尻から出たマメガムシが直後に元気に泳いでます。実験での生存率は驚異の90%!
このマメガムシ、ガムシという虫の仲間で小さいのでマメがつきます。ガムシは3〜4センチの体長のため、流石にマメガムシの技は使えなさそうです。中間サイズにコガムシもいますが、これでも2センチ弱と大きい。マメガムシは5ミリ以下の体長を活かした独特の戦略を取ったのかもしれないです。
しかし、食べられても死なない、これは思いつかなかったなぁ。普通、諦めるじゃないですか。流石に食べられちゃったら。でも、食べられる条件次第では、まだ生きる道があると気づいたのですかね。そして、進化を重ねて生存率を上げていった?
自生活に当てはめて、私ももっとしぶとく粘ってみないとと思いました。食べられたいわけでも、ましてやお尻から出たいわけでもないですが。
なお、ガムシは漢字で書くと牙虫と書き、牙のような突起をお腹あたりに持っているそうですが、この役割はまだわからないのだとか。
種の保存のために、生命が取る手段は様々ですね。事実は小説よりも奇なりと言いますが、人が思いつくような手段はもう何かしらの生物が実現しているのでしょうね。また、現在の人智の及ばない、人が思いつかないような生命の不思議もまだまだありそうです。
こんな記事を見つけるたびに私はワクワクしますし、何か自分の生活に役立たないかと考えてしまいます。
すけ
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