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医薬品副作用救済制度の申請体験②pmdaに方法等を問い合わせ

前回の記事はこちらになります。

今回は実際に申請方法や、前回記事で疑問に思った事をpmdaに問い合わせた結果を記録します。

ほとんどは実際にpmdaに問い合わせれば、
丁寧に説明して貰える内容だと思います。
もしこれから申請を予定する方は改めてご自分でも問い合わせる事をオススメします。

あくまで参考として事前に知って頂ければ幸いです。

①救済制度相談窓口に請求手続きを確認。

pmdaのHPには請求する人は相談窓口に連絡するように推奨されています。

メールでも出来るようですが素直に電話しました。
出てくれたのは女性のオペレーターでとても丁寧な対応でした。
ありがとうございます。

最初にどうやってこの制度を知ったのか、状況等を質問されるので、聞かれた内容ごとに正直に答えれば大丈夫です。

私の場合は質問に答える形で、被疑薬がバクタである事や、医師の診断名がスティーブンスジョンソン症候群である事を回答したらすぐに分かったようでテキパキと対応してくれました。

回答によって手続き方法も変わるそうで、
そこも丁寧に説明してもらえたので、問い合わせる方は安心して良いと思います。

②制度の説明、本人負担と救済内容。

主に以下の内容が説明して貰えます。

・請求する際の本人負担

③の必要書類にかかる費用や郵送料は本人負担です。まあこれは仕方ないと思います。

・審議に時間がかかる事

8〜10ヶ月はかかるそうです。
まあこれも請求一つ一つに審議していれば仕方ない事なんだと思います。
果報は寝て待ちましょう。

・救済される内容

審議が通った場合は以下を補填して貰えます。
かかった医療費(全額では無く、限度額内の自己負担分が対象だそうです。また入院中の食事代等の差額は対象外だそうです)
医療手当(たぶん内容次第と思いますが、私のケースの場合は一月35000円が支給されるそうです)

③必要書類に関する説明。

DLも出来るようですが、郵送も対応してくれるそうです。
間違いがあるといけないので、素直にお願いしました。
以下3点の必要書類が送られてくる他、下記コピーも必要だそうです。
・診断書(病院に依頼)
・証明書(病院に依頼)
・請求書(本人が記載)
・被疑薬が処方された薬手帳のコピー
・医療費領収書のコピー
・限度額証のコピー(区分が分かれば良いそうです)

④前回記事からの疑問の問い合わせ結果。

自分でも調べましたが、令和四年の給付情報は以下で公開されていました。

一番気になる、多いのは「投与された医薬品で発現したとは認められない」という不支給理由ですね。

被疑薬をもう一度打って試す訳にもいかないでしょうし、どういう判定基準で審議され、どんな根拠があれば認められるんでしょうか?
事前に用意していた質問は以下の3点です。

・令和3年の統計より不支給率がかなり上がっていると、医師から聞いたが本当か?

・細かい変動はあるかもしれないが、割合としてはそう変わっている実感は無いそうです。
・周知され、申請の全体件数が毎年上がっている分、絶対数としての不支給件数は上がっているかもしれないとの事。なるほど。
・判定基準に変化等は無いそうです。
これには安心しました。

・入院していても不支給になるケースとしてどんな事が考えられるか?

例えば、そもそも間違った服用の仕方で発症した場合や、副作用以外でも元々の治療目的で入院していた場合などは対象外になるそうです。

これはまあ、そりゃそうかなと思います。
私の場合は処方された通りの服用で、完全に予定外の入院だったので、これは大丈夫そうだと安心しました。

・不支給理由に「投与された医薬品で発現したとは認められない」が多いが、認める判定基準は何か?

これが一番本命だったんですが、詳しい基準、審議内容は説明出来ないそうです。
まあ公開しにくいんでしょうね。
食い下がったところで、しょうがないと諦めました。

ただ、それまでに丁寧に質問された内容から、
医師から処方された以外の薬を服用していると
審議に影響するのかもしれません。
(私の勝手な想像です)

私の場合は処方外の服用も無く、他に懸念点が無かったので、これ以上聞きようが無かったのですが…

もしこれから問い合わせる方で、支給されるか懸念がある人はそれを具体的に聞いてみれば良いと思います。
おそらくですが、出来る範囲で回答はして貰える雰囲気でした。

〆 やはり自分でちゃんと問い合わせた方が納得出来る。

正直、前回の記事でちょっと先入観を抱いてしまっていて反省したのですが、pmdaにちゃんと相談、質問して良かったです。

丁寧に説明してくれたオペレーターさんに感謝しました。

これから問い合わせる方で、自分が適用出来るか不安がある方は具体的に相談してみれば良いと思います。
疑問点を抱えてモヤモヤしたまま申請するより、
よほどスッキリすると思います。

後は実際に審議が通るかどうかですが…
こればかりはもう任せるしか無いですからねえ。

8〜10ヶ月後にまた審議結果をnoteにするつもりです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました😊

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