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サル痘ウイルス分離マニュアルを感染研が公表しました!

国立感染症研究所がサル痘ウイルスの分離マニュアルを、6/17に公表したようです。「どうやって分離するのか?」を確認しました。

病原体検出マニュアル サル痘ウイルス 第 1 版 令和 4 年 6 ⽉

https://www.niid.go.jp/niid/images/lab-manual/monkeypox20220617.pdf

サル痘検査マニュアルHP_220617fin 【梅山修正】v2.docx-+抜粋

国立感染症研究所のサル痘ウイルスの分離方法は、

 「培養細胞」(染色体が異常な腎臓細胞)に、
 「毒」(腎毒性のストレプトマイシンアムホテリシン B)を投入し、
 「栄養不足」(FCS 2% )の状態で培養し、
 「細胞変性効果(CPE)」(培養細胞の壊死)があれば、
 「分離に成功!」

さすが国立感染症研究所、安定の分離方法です。培養細胞に対して「毒」と「栄養不足」でダメージを与え、確実に細胞変性(CPE)させます(笑)

感染研がサル痘分離に使用してる腎毒性のストレプトマイシンアムホテリシン Bは、CDC論文のコロナ分離でも使用されています。コロナとサル痘をどうやって分別してるの?検体が違うから?いやいや検体無しでも細胞変性起きるよね。腎臓細胞にダメージ与えてるんだから。


Vero細胞(腎臓細胞)に投入する「毒」のご参考です。

表 2 腎機能障害の病態と要因およびその原因となる薬物

少し「おや?」と思う箇所がありました。コロナインフルエンザの分離マニュアルには「増殖用細胞はFCSを10%」という記述があったのですが、サル痘にはありませんでした。隠蔽してるのかな?「山形県仮想ウイルス研究所」さんが鋭いツッコミを入れたから?

まさかと思いますが今後、国立感染症研究所の分離マニュアルの「毒」の記述が「抗生物質等を添加する」になって、腎毒性薬剤の名称を隠蔽するかも?しれないなあ…。


隠蔽といえば以前、博士論文を執筆中の人に、
「都合の悪いデータを隠蔽するのは罪ではない」
「都合の良いデータを捏造するのは罪である」
具体的には、
「グラフの点を追加(捏造)するのは罪で消去(隠蔽)は罪ではない
と教わりました。いやいやいや、隠蔽も科学者として大罪です。


ウイルス業界(ウイルス学・製薬会社)は巨大すぎて、どうしようもない世界です。でもこの世界で生きて行かなくてはなりません。これからもウイルス分離してないのに捏造ゲノムのPCR検査で病人だと認定され、脅かされてワクチンを打たせようとして来るでしょう。そんな中、のらりくらりと避けながら生き延びて行く人が少しでも、一人でも多くなりますように。


ふと、イタリア人の言葉を思い出しました。少しだけ笑って明るい気持ちになって今回の妄想を終わろうと思います。

「 ウイルス業界では培養細胞に毒を入れますが…

「日本ではパスタに生クリームを入れますが… 」→イタリア人「地獄行きだ。死ぬほど罪深いね」

「 ウイルス業界は地獄行きだ  死ぬほど罪深いね 」

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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