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適応障害で休職、3ヶ月目に入った。

 休職期間が3ヶ月目に入った。

 薬の減量をして、昼間の眠気の軽減が可能か?というところで診察が終わる。
 息子の気持として、復職を念頭にしているのか?
 できるにこしたことはないが、大丈夫か?と、思う。

 復職とはぼ同時に冬休みに入るので、冬休みが猶予になると考えている管理職からの話もある。
 私も簡単にそう思っていたが、そんな簡単な話ではない。

 頓服の使用量が増えるのを見越した息子は処方を依頼した。

 適応障害で休職している期間の当事者の気持を考える。
 自分を責める気持ちや、社会人としての不甲斐なさを思うと、知り合いが言っていた。

 想像しても実感としての感覚が私自身に持てているのかと考える。
 本人の苦しさに寄り添えているのだろうか?
 考えると苦しくなる。切なくなる。

 「年度末まで、休職するのも。」

 3ヶ月目に入る前に提示された選択肢は4つ。
①復職する。
②もう1か月休職の延長。
③年度末までの休職。
④退職。

 ④の選択はないと本人は強く言ったそうだ。

 今②を選択したわけだが、③が適当であると思う。

 今回の直接原因を管理職から「本人に聞けたら聞いてみてほしい。」と言われた。管理職が考えている原因は、モンスターペアレントの存在だった。
 
 私自身は仕事の相談を受ける機会はほとんどないので、分からないというのが本当のところ。
 
 息子の発言の中に「先輩から言われた、<何を言われたのではなくて誰に言われたかを考えた方がいい>と。」というのがあった。
 これを聞いたときに私は管理職の言ったことがあっているのかもしれないと思った。

 モンスターペアレントはこのまま復職したら再び接触することになる。
 
 避けられるものなら避けたい。

 ただ、本人が自分の考えで行動している中での口出しはできない。

 見守るしかない。

 医師は「本人が自分でやっていくしかないと解っているのだから、信じてあげればいいと思いますよ。」と、へらっと笑っていった。
 どうなのだろう。
  


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